マフィア組織に拾われました。

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「だーれだっ」



『うわぁっ！？』



声のした方を驚いて振り返ると、
そこにはなかなか変わった風貌の2人がいた。



イブ「いや驚きすぎでしょ。はい、これ、」



そう言いながらタオルを手渡してくれた銀髪で褐色肌の人。確かこの人は…



『イブラヒムさん？でしたっけ？』



イブ「正解、やるじゃん。俺はイブラヒム、みんな好き勝手呼んでくるからあんたも好きなように呼んで」



『じゃあ…イブさん？』



イブ「うん、よろしく虹野さん。てか、タオル持たずに足湯入って濡れたらどうするつもりだったの？」



『後のことを1ミリも考えてなかったです』



びしょびしょのまま屋敷を探索するとこだったなー
イブさんありがたやー、と言うと笑われた。




「ねえ俺の事忘れてない？」



顔を膨らましながらこちらを見ている金髪の人。
鎧着てるし…



エクス「俺はエクス・アルビオ。英雄でーす。みんなからはエビオって呼ばれてます。不本意だけど」



『英雄……英雄！？英雄って、あの英雄！？』



だから鎧に剣なの？



エクス「はははははっwww、その英雄しかないよね？w」




大声で笑うエクスさん。
なんかつられそうになるからやめて欲しい。
イブさんも笑ってんの見えてるからね？？




エクス「じゃあよろしく、Aさん！そういえば、こんなとこまで来てなんか用事？」

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