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鶴が百九羽 ページ44

一期を兄弟と一緒に居させて三日

一期は兄弟と話すどころか
近くに寄ろうともせずに
離れていく一方だった

兄弟の事が分からない訳では無いだろう
何か大きな理由があるんだろう
それこそ、自ら兄弟を折ってしまったとか

結局の所、一期はずっと独りだった

「…どうしたもんか」

倶「何がだ」

「おぉ、居たのか倶利坊」

倶「国永がずっと一期一振を見ていたからな」

「長兄なのに、弟達に近付かないのが不思議でな」

粟田口の短刀達にとって
一番上の兄である一期の事を
鶴崎もアイツらも待ち望んでいた

その相手があんな態度を取っているとなると

「兄弟達が悲しいだろうしな」

倶「俺も、国永が居なくなるのは悲しい」

「…本当か?」

倶「取り消してもいいんだぞ」

「いや嬉しい」

これを嫌がる奴なんて居ないだろ

?「会えないのは嫌だが、近くに居るのに話せないのはもっと嫌だな」

その声に振り返ると
そこには鶴崎が立っていた
矢張り鶴崎も一期を気にしていたようだ

彩「困ったな…『馴染めなかったら言ってくれ』と伝えたのにな…」

「主が怖いんじゃないか」

悪ふざけでそんな事を言ってみた

彩「確か鶴丸は墓に入りたいんだよな、入れてやろうか」

「いや悪い、冗談だ」

結構ガチトーンでそう言い返された
まだ墓には入りたくないし
一緒に墓に入る相手はもう決まってるんでな

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設定タグ:刀剣乱舞 , 鶴丸国永成り代わり , 男主   
作品ジャンル:アニメ
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カノト(プロフ) - 真紅さん» 有難うございます!あんな感じで良かったのか不安でしたが、満足頂けて良かったです! (2017年12月2日 21時) (レス) id: a01b9f2740 (このIDを非表示/違反報告)
真紅(プロフ) - カノトさん» 拝見させていただきました。 凄い、こう、間極まって言葉が出てこないんですが、凄く良かったです! ありがとうございました!これからも応援しています! (2017年12月2日 19時) (レス) id: a4c5690381 (このIDを非表示/違反報告)
カノト(プロフ) - 真紅さん» リクエスト有難うございます!確かに本編じゃまんばちゃんとの絡みが未だ無いので頑張らせて頂きます! (2017年12月2日 19時) (レス) id: a01b9f2740 (このIDを非表示/違反報告)
真紅(プロフ) - まんばちゃんとの絡みが見てみたいです。一気見しちゃうくらい面白いです!寒くなって来たので御自愛ください。 (2017年12月2日 18時) (レス) id: a4c5690381 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カノト | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年8月28日 23時

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