鶴が九十一羽 ページ21
「…じゃあ俺は行くぜ」
三「あい分かった」
俺は光忠と倶利伽羅を起こしに部屋に戻る
光忠は基本厨当番だしな
もう少し寝かせたいが、朝餉が無くなるのは勘弁だ
いつも早起きだからか腹が減ったんだ←
部屋へと走り
二人の布団でも剥ぐか←
まぁ俺は、驚き提供よりも悪戯が好きなんだがな
俺はどちらかがまだ寝ている事を想定して
静かに襖を開けた
部屋は少し暗い
燭「おはよう鶴さん」
「やっぱり光坊は起きてたか」
燭「そろそろ朝餉の用意しなきゃだからね…倶利ちゃんの事、起こしておいてね」
「任せておけ、機嫌を損ねない程度にしておくさ」
燭「そうしてくれると嬉しいよ、じゃあ朝餉作ってくるね」
「嗚呼」
光忠は部屋を出て厨に向かった
言っておくが、入った時にはほぼ着替え終わってたからな
眼帯つけてる時だったからな
此処の光忠は両方黄色なんだな……
俺のところは片方が違う色だったな
多分紫色……←
多分だからな！確証はないからな！
よし、倶利伽羅を起こすか……
「倶利坊、起きろ〜朝だぞ〜」
倶「……」
起きないのは知ってた
寝起き悪いぞ、此処の倶利伽羅……
だから毎回不機嫌なんだよ
「倶利坊、朝餉を食べ損ねるぞ〜」
起きるかと思ったら寝返りしやがった
いや起きてくれないか？
俺も食べ損ねるんだが……
「倶利坊、いい加減にしないと布団剥ぐぞ」←
倶「それだけは辞めろ！」
あっ起きた
「おはようさん、倶利坊」
倶「…国永か」
「そんな不機嫌になるな、今日は倶利坊の部隊が出陣だからな、機嫌を直せ」
倶「…嗚呼」
ちょろ倶利←
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 99人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カノト(プロフ) - 真紅さん» 有難うございます！あんな感じで良かったのか不安でしたが、満足頂けて良かったです！ (2017年12月2日 21時) (
レス) id: a01b9f2740 (このIDを非表示/違反報告)
真紅(プロフ) - カノトさん» 拝見させていただきました。 凄い、こう、間極まって言葉が出てこないんですが、凄く良かったです！ ありがとうございました！これからも応援しています！ (2017年12月2日 19時) (レス) id: a4c5690381 (このIDを非表示/違反報告)
カノト(プロフ) - 真紅さん» リクエスト有難うございます！確かに本編じゃまんばちゃんとの絡みが未だ無いので頑張らせて頂きます！ (2017年12月2日 19時) (レス) id: a01b9f2740 (このIDを非表示/違反報告)
真紅(プロフ) - まんばちゃんとの絡みが見てみたいです。一気見しちゃうくらい面白いです！寒くなって来たので御自愛ください。 (2017年12月2日 18時) (レス) id: a4c5690381 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
