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自分の感情を言い表せない。
でもきっと一番最初に浮かんだのは、「怒り」だった。
よくも私の後輩に、先生に、よくも……。
オールマイトはすぐに加勢しに行ったから、私はとりあえずヴィランにバレないように端っこで震えている子たちのところへ向かう。
『みんな！』
麗「A先輩！」
峰「えええっ！」
ここにいるのは……お茶子ちゃん、梅雨ちゃん、響香ちゃん、百ちゃん、電気くん、峰田くんそれから尾白くん。
『みんな、けがはない？』
麗「はい！大丈夫です！」
尾「なんで…先輩が」
上「飯田が呼んできてくれたんだ！」
『みんな、おそくなってごめんね。……助けに来たよ！』
大丈夫、とは言うものの、みんなの顔は傷だらけで胸が痛む。
『ほかのみんなは？』
梅「みんな、バラバラにされてしまってわからないの。爆豪ちゃんと切島ちゃんは一緒にいるみたいよ」
百「それから、砂糖さんと瀬呂さんと芦戸さんは、あそこに！」
まだ戦っている子もいるみたいだけど、大きなけが人はいないみたいでほっとする。
『みんな、ここを動かないで。絶対に、一人にならないこと』
麗「はい！」
上「先輩は？」
不安そうなみんなに、満面の笑みで答える。
『戦ってくる。助けてくる、みんなを』
立ち上がってあたりを見渡すと、ちょうどこちらを見ていた死柄木と目が合った。
『……っ』
死「あれ…？」
目をそらすな、そらしたら負けだ。
死「なんだ、自分から来てくれたんだ」
『……どういう意味？』
死「こっち側に、来る気になった？」
……そんなわけ、ないでしょ。
お茶子ちゃんたちを巻き込まないように、ゆっくりと移動しながら死柄木に近づく。
死「……ま、君に拒否権はないけど」
途端、嫌な音とともに低いうめき声が聞こえた。
『……まさか』
上がる息を押さえながら死柄木の背後に回ると、血だらけになった、
『っ！』
『相澤、先生！！！』
私に気付いた相澤先生は、驚いたように目を見開く。
相「バカ野郎！なんで、来たんだ…」
『先生！先生！』
逃げろ、なんて言う先生を無視して駆け寄ると、背後から笑い声が聞こえる。
死「やっぱり……イレイザーヘッドが弱点か」
『……』
相澤先生にガシッと腕をつかまれる。
相「逃げろ……」
『嫌です、私はみんなを助けにここへ来たんです』
相「頼む……逃げてくれ……」
死「立派だねえ、ヒーローの卵は！」
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琥珀 - 今ページ24を見ました僕は荼毘とホークスが好きです！理由？声がいいッッ！ (2022年3月18日 0時) (
レス) @page24 id: c7d9065f1d (このIDを非表示/違反報告)
蕎麦(プロフ) - (´⊙ω⊙`)ｷﾞｮｷﾞｮさん» わ〜ほんとですか！？（泣）嬉しいですありがとうございます！これからも読んでやってください…！ (2022年2月7日 22時) (レス) @page24 id: 27ce214f54 (このIDを非表示/違反報告)
(´⊙ω⊙`)ｷﾞｮｷﾞｮ - 本当っこの作品作ってくれてありがとうごさいます！この作品なきゃ生きていけないです（笑）これからも頑張ってください！ (2022年2月7日 20時) (レス) @page23 id: a5d6acad87 (このIDを非表示/違反報告)
蕎麦(プロフ) - さらさん» さらさんありがとうございます!!😭ほんとに嬉しいです🥺こちらこそありがとうございます!!✨ (2022年2月2日 13時) (レス) id: 6e4712d906 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 移動おめでとうございます！！いつも更新たくさんありがとうございます！！心操くん格好よすぎです！！いつも楽しみにしてます！！ (2022年2月2日 0時) (レス) @page9 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蕎麦 | 作成日時：2022年1月30日 12時
