No.18 両親 ページ19
。殺し屋の隠れ家って言われてるけど、全然隠れ家じゃないよね。堂々と見えるよね？
それをゴンに言っても分からないだろうけどさ…
｢キルアのお父さんとお母さんは？｣
｢生きてるよ。多分｣
｢何してる人なの？｣
｢殺人鬼｣
｢…両方とも？｣
ゴンの返答に思わず目を大きく見開いてしまう。普通、引かれるのでは無いのだろうか？嘘だと言われて厨二病扱いされると思ったのに…だって、今までがそうだから
そんなぶっ飛んだゴンの返答に、キルアは｢あはは｣と声を出しながら大笑いをした
｢面白いな、お前｣
｢？｣
｢まじ面でそんなこと聞き返してきたのお前だけだぜ。｣
｢え？だって本当なんでしょ？｣
『おかしいなー、普通こーゆーのは引くもんじゃないの？』
｢何だって嘘だって疑わない方がいいじゃん！｣
『…そっか』
ホントにいい子だ。私は嘘だと疑わなきゃ生けていけなかったから、こういう人は真っ先に殺された国で生まれたし、不思議だ。初めて会う人に、私は胸がドキドキと楽しそうに弾む。恋愛で恥ずかしく、緊張してドキドキしているのではない。
万が一、こんなことしてたらキルアに瞬殺される
その後、キルアは家族のことを愚痴りながらも、最後には｢ハンターになったら家族を捕まえる｣だとか。キルア、イルミさんとかシルバさんとかは捕まえられないと思うけど、ミルキなら、多分捕まえられると思う…。
｢Aはー？｣
『…キルアと同じだけど、正確には両方死んでる。顔も覚えてないや』
｢…え？｣
ゴンは申し訳なさそうな顔をしながら目を大きく見開いた。まあ、当然の反応だ。一方、隣のキルアは顔を顰めて何を考えているのか分からない
『戦地で育ったからさ。って、そんなくらい顔しないでよ』
｢そっ…かぁ。｣
ゴンside
Aから聞いてしまった。戦地で育ったこと。両親は死んだこと、
とても悲しいことだろうに、Aは一筋も涙は流さない。多分だけど、あれは泣きなれている…と思う。
Aは、多分だけど感情を殺してる。殺しながら不気味がられないようにニコニコと笑みを向けながら話している
"｢オレが守ってやんなきゃダメなんだよ｣"
1次試験の時、キルアがオレにAの惚気話をしていた時に言った言葉。キルアはAにベタ惚れなのだろう。Aのことを話していると、照れくさそうに頬を染めながらオレにAの良さについて語る
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 161人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みさき(プロフ) - 鼻血ブーブーさせちゃってくださいwwwwキルアちゃんたまんなくかわいいっすね、、、、無理せず更新頑張ってください^_^ (2022年11月20日 15時) (
レス) id: c45ef07a74 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ(プロフ) - みさきさん» え、嬉しすぎます。目から血が出るほど嬉しいです((←。鼻からも出てしまうほどガチで嬉しいっす、更新頻度増やせるように頑張りますね、みさきさん、ありがとうございます！ (2022年11月20日 12時) (レス) @page34 id: 30b889220d (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - さ、最高すぎです。定期的に更新されていないか見に来ちゃいます、、 (2022年11月20日 11時) (レス) id: c45ef07a74 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ(プロフ) - 焼き鮭さん» そう言ってくださる。焼き鮭様も最高です、、、！更新、めちゃくちゃ頑張ります！！！٩( ᐛ)و (2022年11月10日 19時) (レス) id: 30b889220d (このIDを非表示/違反報告)
焼き鮭(プロフ) - 最高です、、、！ 更新頑張ってください！ (2022年11月10日 19時) (レス) @page22 id: 64769613b0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：メロンソーダ | 作成日時：2022年10月24日 19時
