No.12 危機一髪 ページ13
遠くから、レオリオの返答が聞こえる。「そこをなんとか頑張ってよ!!」とゴンも言うが、そこから返答は無かった。恐らくだが、クラピカの方はレオリオを守るために一緒にいるのだろう。性格までイケメンかクソが。一方、キルアは後ろで「緊張感のないやつだな…」とゴンに少しばかり呆れていた。
やがて霧が濃くなっていくと、周りから悲鳴が聞こえてきた。「遠くからでも…?」というゴンの言葉に、「周りが騙されてるんだろ」と平気で言うキルア。しかし、ゴンはレオリオとクラピカのことが物凄く心配であった。キルアも酷いものだ「友達の悲鳴が聞こえないように祈っとくんだな」って、本人は励ましのつもりだろうが、相手には絶望を与える言葉なのに、と思いつつも、私はこっそりと霧に紛れて2人の元から離れていった
「気ィ長くねーんだよォオーーー!!!」
やっとヒソカ達の元に辿り着いた…。いやはや、面白いものが見れるのかとヒソカの元へ辿り着いたら、予想以上に面白いことが起きているそうだ。しかし、このままだとレオリオが殺やれてしまう…と思った私は、草むらに隠れていた体をヒソカ達の所へと移動させる
「!!?」
レオリオが殴られる間一髪のところ、私が受け身でヒソカのパンチを食らった。何故だろうか、前なら普通にレオリオに食らわせてから行ってたのに、ゴン達と出会ってから私も短期間の中で随分変わったな。と思いつつ、殴られた痛みに耐えながらも、私はヒソカの顔面にパンチを送り付ける。
ヒソカにパンチを食らわせて、一瞬だけ気が緩んだのか、私に隙が生まれる。そのなんとも短い隙の間で、ヒソカは私の首に手を当てがり、息をさせまいと首を絞める。
『……ッ』
「いいねェ…♡その顔♢」
危機的状況の癖に、こんなに冷静でいられる私。「死ぬんだな」とは一切思っていない。ヒソカなら恐らく殺さないであろうと手を離すまでただ待っていた。しかし、体は酸素が欲しいと悲鳴をあげている。今にでも意識が失いそうだ
___ドコッ!!
少なからず私が最後に見た光景は、ヒソカがゴンの釣竿攻撃により、額を傷つけられたところをであった
「テンメェ…いつの間にか居なくなったと思ったらヒソカと戦ってたのかよ」
『
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みさき(プロフ) - 鼻血ブーブーさせちゃってくださいwwwwキルアちゃんたまんなくかわいいっすね、、、、無理せず更新頑張ってください^_^ (2022年11月20日 15時) (レス) id: c45ef07a74 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ(プロフ) - みさきさん» え、嬉しすぎます。目から血が出るほど嬉しいです((←。鼻からも出てしまうほどガチで嬉しいっす、更新頻度増やせるように頑張りますね、みさきさん、ありがとうございます! (2022年11月20日 12時) (レス) @page34 id: 30b889220d (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - さ、最高すぎです。定期的に更新されていないか見に来ちゃいます、、 (2022年11月20日 11時) (レス) id: c45ef07a74 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ(プロフ) - 焼き鮭さん» そう言ってくださる。焼き鮭様も最高です、、、!更新、めちゃくちゃ頑張ります!!!٩( ᐛ)و (2022年11月10日 19時) (レス) id: 30b889220d (このIDを非表示/違反報告)
焼き鮭(プロフ) - 最高です、、、! 更新頑張ってください! (2022年11月10日 19時) (レス) @page22 id: 64769613b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:メロンソーダ | 作成日時:2022年10月24日 19時