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ハンター ページ13

A達は引き続き走り出し 行列に並ぶ



前を見ると なんと目の前には階段




サトツは階段を楽々と飛ばす



受験生達は思わず大きく目を開いてしまう





しかし ここで訛ってはいけないので 受験生達は階段を転々と登り始める


ゴン「ねぇ キルア!A!勝負しようよ!先に階段登れた方が勝ちね!


負けた方はご飯を勝った人に奢る!」


キルア「いいね のった!」


『私もいいよ』


ゴン「じゃあ よーいドン!!!」




A達は一気にスピードを出す




楽々と階段を登るA達





しばらく走っていると A達の周りには受験生達が倒れている





A達は倒れている人達は避けながら走る





すると ゴンが口を開いた




ゴン「ねぇ 2人はなんでハンターになりたいの?」




ゴンはA達に問う




Aはキルアの方をチラッと見る




キルアはAを見て 溜息を吐く





キルア「俺は超難関って聞いたから来ただけ


Aは俺の付き添い




俺の執事だからな」


ゴン「へぇ〜って Aってキルアの執事だったの!?」




ゴンが今までに無いくらい目を大きく開く


Aはそんなゴンに笑みを向け 口を開く




『そうだよ』


ゴン「だからキルア"様"って言ってたんだ…」




ゴンが遠い目で前を見る





キルア「でも こんな簡単じゃ逆に疲れてちゃうな〜」




キルアは余裕そうに走りながらゴンに自慢げに話す



ゴンがキルアを見ている目はまるで尊敬しているような目だった




すると キルアはゴンの方を向き 質問を返す




キルア「お前は?」


ゴン「俺?俺はね 親父みたいなハンターになりたかったから!」


『ゴンのお父さんはどんなハンターなの?』


ゴン「わかんない!」




Aとキルアはその言葉を聞き ぷッと笑ってしまう



流石に耐えられなかったのかキルアは大笑いした



ゴン「何かおかしい?」


『だって お父さんがどんなハンターになりたいか分からないんでしょ?』


キルア「じゃあおかしいじゃん!」


ゴン「そうかな〜?



俺の親父 俺が小さい頃に捨てちゃって しばらくはミトさんに育てられたんだ!」


キルア「ミトさんって?」


ゴン「ミトおばさん!」


キルア「はぁ…?」



キルアは不思議そうにゴンを見る



Aはそんなゴンを見て面白がっている





『(こういう人 私は好きだな)』





なんて 思ってたりもしていたAであった

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作者名:メロンソーダ | 作成日時:2022年7月18日 15時

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