ゆるふわ26 ページ30
「はぁ…はぁ…」
貴「ごめんね…にろ君…」
「あぁ、うん…いいよ…」
俺がいたテントはゴールから一番遠い場所だったので、仲嶋が追い付ける程度に走った。
でもいきなり走ったもんだから、疲れた。
「お題は、なんだったんだ…？」
貴「ん〜？あ〜、それはね＿＿＿」
貴「かっこいい人」
そっか〜、だから審判あんなににやついてたのか〜…
じゃなくてええええええええええええええ！
か、かかかかかかかかかかっこいい人？！
そ、それって、もしかして、もしかして…
俺、を、男として見てくれてるって、ことなんですか？！
貴「あはは、にろ君百面相〜」
「わ、笑い事じゃねえって…」
貴「だって。かっこいい人なんて、にろ君しか思い浮かばないから。」
「どこら辺…が？」
貴「バレーしてるとこ〜」
「…そっか」
貴「？どしたの？」
「いや、何でもない。」
仲嶋は、俺がバレー部じゃなけりゃ、ただのクラスメートだ。
もし、滑津がサッカー部だったら、もし、バスケ部だったら、仲嶋の臨時マネはバレー部じゃ無かった。
その時はきっと、サッカー部の奴だったり、バスケ部の奴だったり。
本当にたまたまなんだろう。
茂庭さんでも、鎌先さんでも、笹谷さんでも、青根でも、女川でも、黄金川でも、作並でも、バレー部なら、よかった。
たまたま、俺が目に入った。
それだけの、こと。
それだけ。
俺を男として、見てた訳じゃなかったんだ。
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タケ焼き - 最近二口もはまっててもうこの作品見たら一瞬三途の川見えました！！ (2020年5月5日 13時) (
レス) id: b1a2c58828 (このIDを非表示/違反報告)
ミラージュ - 今更なんですが...滑津ちゃんはD組ですよ！お話面白かったです！ (2019年9月22日 23時) (レス) id: 490ab1aedc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イチゴヨーグルト | 作成日時：2016年5月9日 23時
