兵長のお気に入り 3【リヴァイ】 (ページ23)

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言葉の意味ページ23

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A『わぁ.........』

兵長に半場強引に連れられ、屋上に出た

ふと上を見上げると、

満月が空に浮かんでいた

A『今日は満月なんですね。』

リヴァイ「らしいな。」

私達はその場に座った

A『あの、兵長。』

リヴァイ「なんだ。」

A『黙って訓練兵の指導しに行ったこと、ほんとにごめんなさい。

まさか怒られると思わなくて.........』

リヴァイ「まだそんなこと気にしてんのかよ。別にもういい。」

A『でも、色んな人から兵長が機嫌悪かったと聞いたんで────────』

リヴァイ「A。」

すると兵長は、空に向いていた視線を私に移した

月明かりに照らされ、黒い瞳が

微かに光っている姿に

思わず ' ドキッ ' としてしまった

A『........はい。』

リヴァイ「俺はお前が、無事に帰ってきたならそれで良い。だからもう気にすんな。

だが2度はないからな。」

A『え.......』

それはどう意味なの、、、

A『分かり.....ました。』

リヴァイ「なぁA、1つ聞きたいことがある。」

A『聞きたいこと？』

リヴァイ「前にも月の下でお前と話したことあるよな。」

A『はい、ありますね。』

鮮明に覚えてる、今日みたいに

月明かりに照らされで兵長と話したあの日

リヴァイ「お前はあの時、" 俺に心臓を捧げる " と言ったの覚えてるか。」

A『勿論です。』

リヴァイ「その言葉は、どうゆう意味で言ったんだ？」

A『意味.......ですか。』

リヴァイ「ずっと気になってた。公に捧げるはずの心臓を、どうして俺に捧げると言ったのか。」

A『私は貴方を守りたいからです。

兵士長という立場、そして人類最強と周囲から尊敬され期待されてる存在。そんな貴方の背中にどれだけの負担があるのかなって考えたんです。

きっと私達が考えられない程の、負担を抱えてるんじゃないかと思ったらなんでか........私がその支えになりたいって思ったんです。』

リヴァイ「支え......か。」

A『だから私は貴方に心臓を捧げると誓ったんです。それは今でも、これからもずっと変わらないです。』

私がそう言うと、兵長は少し笑って

頭を雑に撫でてきた

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