兵長のお気に入り 3【リヴァイ】 (ページ22)

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2人だけの空間ページ22

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あれから兵舎に戻ると、

周りの兵士から

ーどこ行ってたんですか？

ー怪我は無いですか？

ー急に居なくなったのでびっくりしました。

なんて声を掛けられて、

なんだか少し申し訳ない気持ちになった

そしてお風呂に入り

着替えて、兵長の居る執務室へ向かった

' ガチャ '

リヴァイ「てめぇはノックもまともに出来ねぇ程、馬鹿なのか。」

あ、完全に忘れてた

A『忘れてました！すいません。』

リヴァイ「まぁ、いい。そこ座っとけ、紅茶入れてやるから。」

言われた通りに、目の前に

あったソファーに腰を落とした

A『相変わらず、紅茶しか飲みませんね。』

リヴァイ「まぁな。」

何年か兵長の側にいて分かったことは、

兵長は毎日紅茶を飲むほどの紅茶好き

A『.......美味しいです。』

そして兵長の入れる紅茶は、

凄く美味しいということ

リヴァイ「そうか、早く書類片付けるぞ。」

A『はい。』

心の中で溜息をつきながらも、

机に向かってペンを走らせた

特に会話を交わす訳でも無いが

別に居心地が悪いって訳でも無い

寧ろこの時間が私は好き

兵長と2人で居られる、

唯一無二の時間だから_______________。

A『兵長、もうこんな時間ですよ。』

あれからしばらく、書類をまとめていると

あっという間に空は暗くなっていた

リヴァイ「そうだな、とりあえず今日の所はこれで終わるか。」

A『分かりました。........では───────』

リヴァイ「待て。屋上行くぞ。」

A『え？屋上？』

すると兵長は、その問いに答えることなく

私の腕を引っ張った

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