風邪なんて、俺が治しちゃう！〜俺足〜3

みつ1 作者より ページ41

玉森side

今日は7人でバラエティーの撮影でした。


撮影は無事終わったんだけど…ソファーにぐったりと横になっている小さい人がひとり。


「はぁ…ぐずっ…くしゅんっ！！…はぁ…ｚｚｚ
」


…みつ、花粉症なんだってさ。今年特にひどいみたい…


鼻水とか鼻詰まり、くしゃみがひどくて、頭重感とか熱っぽさもあるみたい…


…撮影も終わったし、そろそろ帰らなきゃいけないんだけど…辛いなかでもお仕事一生懸命がんばったみつの体は限界だったみたいで、楽屋に戻ってすぐにソファーにダイブしちゃったんだ。


…仕方ない、声かけて起こすか。…かわいそうだけど…。


「みつ、おきて？もう帰らなきゃ」背中さすりながら声をかけてみる。…なんかちょい熱いかも？


「ん…いば(今)、なんじ…？」


「もうよるの9時だよ、帰ろ？」


「うん…」


うん、とはいったものの、なかなか体を起こせないみつ。


「北山、大丈夫…？」


「がや、みつ結構辛そう…」


がやがみつの首もとに触れて、熱を確かめてるみたい…。


「ちょっと熱いかも…。北山、大丈夫か…？」


俺も触ってみたら、ちょっと汗をかいちゃってるし、ちょっと熱いかも…。


「大丈夫…。花粉症で、鼻詰まってて、頭あついだけ…」


…鼻詰まったら頭熱くなるのか？よくわからないけど、みつがとりあえず起きてよかった。


はやく連れて帰ってあげよう！


「くしゅんっ！…ああ〜鼻ムズムズする！！っくしっ！」


「今年ひどいね、はいティッシュ。」


「ありがと…ぐずっ」


がやにティッシュもらって、ちょっと嬉しそうなみつ。笑


はやく、花粉症シーズンおわったらいいね…。


〜作者より〜

ずっと放置していたのに、いきなり更新してごめんなさい。

こっそりフェードアウトしようと思っていたのですが、急に更新したくなってしまいました。

こんな勝手な人の小説を、お気に入り登録したままにしてくださっていた皆様、ほんとうにありがとうございます。

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