風邪なんて、俺が治しちゃう！〜俺足〜3

みつ3 ページ30

玉森side


わったーが帰ってきてくれてやっとみつを病院につれていくことができた



病院へは俺がみつをおんぶして入った。
みつの呼吸はまだ荒く、体温もすごく熱いのがわかる



病院に入り、受け付けにいくと、看護師さんがみつの様子を見て、診察を優先してくれることになった







医者「北山さん？ゆーっくり息はいてみて？」



北山「ひっ…ふぅーっごほごほっ…はぁっげほっ」



椅子に座ることができなかったから、ベッドに横にされて、診察を受けるみつ…


息をはいてと言われてはいてみたら咳き込んじゃってみつの背中が苦しそうに揺れる。



医者「すみません、苦しかったですね…」



そういうと、お医者さんは看護師さんに何やら指示した。



医者「北山さんには、点滴を受けてもらいたいので、別室に移動します。それから、お二人に北山さんの状態をお話しします。」



横玉「わかりました。」



そうしてみつは別室に移され、すぐに点滴を受けた。



それから俺たちは診察室へ戻り、みつの状態を説明してもらった。



医者「北山さんの今回の原因は、過労とストレスによるものだと思います。

呼吸が常に苦しそうだったのは、泣きすぎて酸素を吸いすぎた状態だから。

すなわち常に過呼吸の初期のような状態で、かなり苦しかったと思います。

点滴をしているのであとは休養を十分にとればとりあえず落ち着くと思います。

…あとはストレスの原因が取り除かれれば、今回のような状態を繰り返すことはなくなると思います。

お二人も無理せず、何かあったらまた来てくださいね。」


優しいお医者さんに見てもらえて、本当によかった。



やっぱりみつストレス…ゆっくり休ませてから…ストレスの原因、聞かなきゃ…！



みつの点滴が終わって、お医者さんから、呼吸が苦しいときにどうしたらいいのか、説明を受けて
、薬をもらって、まだ眠っているみつをおんぶして、アパートに戻った。

みつ4→←みつ2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す