風邪なんて、俺が治しちゃう！〜俺足〜

みつの風邪20 ページ50

藤ヶ谷side

袋を片して北山の寝ている部屋にもどった。


部屋にはいると、にかとけんとが一生懸命北山の看病しているのが見えた。


二階堂「みつ、まだ気持ち悪い？大丈夫？」


北山「大丈夫…だ、よ…ありがと…」


千賀「…おでこあっつい…またあがったかなぁ…」


にかとけんとまで体調崩したらいやだし、ふたりには一回休んでもらうことにしよ。


藤ヶ谷「にか、けんと、ありがとう、一回休憩しといで。」


にかせん「うん、わったーのご飯できたら、持ってくるね！」


そういってふたりは一旦部屋からでた。


北山のおでこに触れてみる。


熱いな。


呼吸も荒くてかわいそう…


藤ヶ谷「北山、いまどんなかんじ？なんかしてほしいことある？」


北山「だ、いじょぶ、藤ヶ谷、うつ、るから、でて、ていい、よ。ｹﾞﾎｹﾞﾎ」


藤ヶ谷「気、使わないで。いまは甘えていいんだよ。苦しんだろ、それも正直に言っていいよ。俺らがいるんだから。」


北山「…ありが、とう、苦しい…ｹﾞﾎｹﾞﾎ、気持悪い…頭いたい、寝てる、のにめまいが…するの。」


藤ヶ谷「そっか、辛いな。冷えピタ張ってみるか。頭いたいの楽になるかも。」


宮田に頼んで持ってきてもらい、俺は背中をさすってた。

北山「ｵｴｯ…ｹﾞﾎｹﾞﾎ…ごめ、また、吐く…」


藤ヶ谷「いいよ全然。早くスッキリしたらいいな。」


北山「ｳｯ…ｹﾞﾎﾞｯ…ｹﾞﾎｹﾞﾎ…」


少しずつしか出せなくて、とても苦しそうだった。


北山「ふ、じがや、…気持ち悪い、も、やだ…ｵｴｯ…背中、やめないで…ね、ふ、じがや、の手、安心…するｹﾞﾎｹﾞﾎ」


藤ヶ谷「うん、ずっとさすってるよ。大丈夫大丈夫。」


北山「ありがとう…」


そういって北山はえずきながらも目を閉じた。


…めまいがひどいのかな？


すみません、ここで移行します。

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