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ママと俺1 ページ2

貴方side

『ママ、待たせちゃった?思ったより準備に時間がかかちゃって、ごめんね?』

「いえ大丈夫よ。貴方の里親の人が待っているわ」

あの後、元から書いていた手紙を約束通り引き出しの中に入れた

そしてみんなが寝静まった頃荷物を持って廊下に出た。

『…レイ』
「……絶対死ぬなよ」
『うん。心配性だなぁレイは』
「……今度会うって約束破ったら俺お前のあとを追ってやる」
『…ははっ!じゃあ死なないようにしないとな』
「当たり前だ」
「『約束破るなよ』」
『またな!』
「おう…またな」

そう言って別れてきた
そのまま玄関へと向かいママに謝罪をした
そして鬼が待っているであろう門へと向かう

「この部屋で待っていてちょうだい」
『分かったよ』

薄暗い門を潜り抜けてすぐ近くにある部屋に入らされる

その場で待っていると男の人が出てきた

「やぁ、僕の名前はピーター・ラートリー」
「君には僕の研究の手伝いをして欲しい」

…え?話と違う。
研究?

「もうすぐ担当の者がやってくる」
「その人の車に乗って僕の研究所まで来てくれるといい」
「僕はちょっと用事があってね」
『分かりました、ラートリーさん』
「ありがとう」
研究ねぇ…鬼に関わる研究とかだったら最悪なんだけど。

「こんばんは」
「僕が君を研究所まで送って行きます」
『…はい』

黒髪のか弱そうな男

そいつが運転する車の後部座席に乗った
ハウスにいた時とはまた違う森のそばを車が走っている

すげぇ…外ってこんなふうになってんのか…
ドォォォォォォン

大きい音がしたと思った瞬間車がひっくり返った


「うわぁぁぁぁ!!」

あれは…鬼
ドッドッドッと心臓がうるさくなる

___ッ!!!!!!

か弱そうな黒髪の男が鬼に喰われた

鬼は俺の方を向く
鬼が目の前まで来て死を覚悟した時

鬼の首が落ちた

『……ぇ?』
「大丈夫?」

ビクッっと体が大きく跳ねた
気づかなかった…

「私はムジカ」
「今鬼を倒したのはソンジュ」
「貴方は?」
『………俺は…エドです』
「そう!エドっていうのね」
「どうしてここに?」
『えっと…』

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作者名:81194エド | 作成日時:2023年1月12日 18時

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