11.メガネの先輩 ページ11
栗をたくさん拾って、みんなで大食堂の厨房に行く。
厨房の中にはメガネの男の人が居た。ベストと腕章からしてハーツラビュル寮の人かな?
?「お帰り。ずいぶんとたくさん拾えたな。」
グリム「これならでっけータルトが作れるんだゾ!」
?「まあその分、これだけの量を剥くのは大変だと思うが…頑張れよ。あと、その子は?」
メガネさんの視線がこちらに向く。グリムくんが私の方を指さす。指をさすというか手をさす…?
グリム「クラスメイトのAなんだゾ!」
?「そうなのか。ハーツラビュル寮の3年、トレイ·クローバーだ。よろしく。」
A「オクタヴィネル寮の1年、A·アイヴァンスです。よろしくお願いします。」
トレイ「Aはどうしてここに?」
ユウ「エースがタルト作り手伝ってもらうってアイヴァンスさんに言い出して…(汗)」
トレイ「ははっ…そうなのか。無理やり連れてこられたなら無理に手伝わなくて大丈夫だからな。」
A「い、いえ。手伝います。」
ここまで来たから手伝いたい。大きいタルトを作るなら人数は多い方がいいと思うし。
今日まともに喋っただけだから、話しかけられても怖がってしまうかまともに話せないと思うけど。
ユウさんがクローバー先輩に何か話していて、クローバー先輩に呼ばれる。
トレイ「男が苦手なんだってな。」
A「…はい。」
トレイ「せっかく手伝ってくれるって言ってくれたし、少し離れたところで良いから栗の皮を剥いてくれないか?」
A「は、はい。」
栗が入った小さなカゴをクローバー先輩から受け取り、言われた通り少し離れたところに行く。
トレイ「じゃあ始めるか。」
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トレイ先輩出せました!口調が難しい…(汗)
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作者名:紗玖葉 | 作成日時:2020年5月2日 7時