103. 言わない ページ14
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本人は、優しいことを言っているつもりなのだろう。
だけど、結局は私に委ねている。
『じゃあ…一生言わないけど…。』
「は?
何で?
意味不明、理解不能。」
捲し立てるかのように、早口でズバズバと言ってきた。
その上、ムスッと口を尖らせ、両腕を組んでいる。
言葉の裏を読み取ってほしいのに、悟には難しい話だったのだろうか。
勉強はできるくせに…。
『だって……。
言うの、恥ずかしい…。』
「………へぇ。
なんて言うのが恥ずかしいって?」
ニマリ、ニマリと微笑んでいる悟を見て、わざと聞いているとすぐに分かり、体の芯がカッと熱くなった。
『ぜーーーったいに言わないから…!!』
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棗(プロフ) - かぼさん» なんと!そうだったのですね。戻ってきてくださって嬉しいです。 (2021年5月3日 22時) (レス) id: b56edad0a7 (このIDを非表示/違反報告)
Suzu(プロフ) - かぼさん» 何か教えてくれますか?ボードもいいので…… (2021年5月2日 21時) (レス) id: 11ffe6e997 (このIDを非表示/違反報告)
かぼ(プロフ) - Suzuさん» 違うお名前で戻ってきてるよ! (2021年5月2日 21時) (レス) id: abbc87cbf8 (このIDを非表示/違反報告)
Suzu(プロフ) - かぼさん» 朔夜ちゃん、辞めちゃったんですか……? (2021年5月2日 21時) (レス) id: 11ffe6e997 (このIDを非表示/違反報告)
かぼ(プロフ) - 見てくれるかわかんないけど戻ってくれるならまた仲良くしてね(はぁと (2021年5月2日 20時) (レス) id: abbc87cbf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔夜 | 作成日時:2021年3月29日 15時