137.好き、好き、好き、大好き ページ2
自分でもはっずかしいことを言っているのは分かる。
でも、でも、我慢できなかった。
「っ…もう…！」
無一郎は私の肩をグッと掴み、唇が触れるぐらいの軽いキスをした。
初めてのキスをしたみたいに、ピリッと電気が流れたような気分だった。
それぐらい久しぶりだった。
唇が離れると、無一郎は私の背中に腕を回し、ギュッと強く抱きしめた。
「あー…やっと触れた。
触る以前に、話すこともできなくて枯れちゃいそうだったよ…。
ほんと好き、好き、好き、大好き。」
無一郎は噛みしめるように何度も��好き��と言ってくれた。
…幸せすぎて泣いちゃいそう。
『私も好き。』
無一郎と同じように、彼の背中に腕を回した。
すると、背中にふわっ…とした感触。
あれれ？
何で私の真上に無一郎がいるんだ？
押し倒されたと気付いたのは、無一郎の長い髪が顔に触れた時だった。
「ごめん、我慢できない。
堪え性がなくてごめん。
嫌だったら殴ってもいいから…。
____抱いてもいいですか？」
無一郎の必死な顔にきゅううんとなる。
いつも余裕を見せているくせに、こういう時ずるい。
私は顔の横にある無一郎の右手に、顔をすりっ…とすりつけた。
『嫌だって…言ってない…です。』
「うわっ、ずるぅ…。
…優しくするから。」
無一郎は私の頬を愛おしそうに撫でた。
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モフ猫 - ごーじょーっていうのは多分、強情を張っているっていう意味じゃないですか？ (6月12日 17時) (
レス) @page23 id: f4a3fdd8a7 (このIDを非表示/違反報告)
優衣 - うわー海斗最低ですね。無一郎頑張って守って❗ (5月8日 10時) (レス) @page40 id: 95d1cd5894 (このIDを非表示/違反報告)
無一郎 - ごーじょーって何ですか？ (2021年3月17日 16時) (レス) id: 2453d18e4c (このIDを非表示/違反報告)
むゆ(プロフ) - 朔夜さん» 私も食べた……笑 歯磨き粉って言ってる意味がわかった瞬間やった……。 (2020年8月10日 6時) (レス) id: 38565869ab (このIDを非表示/違反報告)
蝶夜月(プロフ) - 朔夜さん» お酒美味しいんですか……？なら私も飲んでみようかな← (2020年8月9日 20時) (レス) id: d2b0ff775b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔夜 | 作成日時：2020年8月1日 20時
