20.痛いほど分かった ページ21
柱にもたれて小さくなっている私を見て、無一郎はクスクスと笑った。
そして、私の目の前でしゃがみ込んだ。
「ごめん、合コンの話の辺りからいるの知ってたんだ。
でも、俺がAのことをどれだけ大切に思ってるか分かったでしょ？」
はい、痛いほど分かりました。
10年も熟成させた想いの大きさが痛いほど分かりました。
真っ赤になった顔を見られたくないので、手で覆った。
『早くどこかに行ってよ…。
無一郎の好きな子は誰だって噂になってるし、バレたら面倒だから…。』
「しおらしいAもかわいいね。」
無一郎は私から離れようとしない。
というか、私の頭を撫でている。
『見られたらどうするの…！』
「大丈夫だって、誰も見てないから。」
確かに、授業中の今、私たち外誰もいない。
��そういう問題じゃない��と思って、覆っている手を外すと、無一郎とバチッと目が合った。
さっきの友達との会話もあり、変に意識してしまう。
「ね、キスしてもいい？」
『…は？』
無一郎からの意味不明なお願いに、思わずポカンと口を開けた。
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優衣 - 無一郎の「俺の奥さん｣にやられた❗もうかっこよすぎるよ♥️ (5月8日 9時) (
レス) id: 95d1cd5894 (このIDを非表示/違反報告)
霞桜 - 無一郎推しです 最高ですね何回も読んでますお気に入りの１つです(*´꒳`*) (2022年5月4日 11時) (レス) @page47 id: f3badad1aa (このIDを非表示/違反報告)
かすたーど - プリ小説始めましたか？作者名「あめ」さんで『プレイボーイ』まで書いてますか？パクリかもしれないと思い報告させていただきました。同一人物だったらすみません… (2021年6月12日 21時) (レス) id: a8aae533dd (このIDを非表示/違反報告)
もろん - すっごくオモシロい！天才だ〜応援しています！！ (2021年6月8日 6時) (レス) id: 2c8540451a (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - わたぬきくん。さん» 何回でも周回してぇえぇ！笑 (2020年8月22日 0時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔夜 | 作成日時：2020年7月4日 19時
