340.俺も行く 〜炭治郎side〜 ページ33
A今から部屋に行ってもいい?
部屋でダラーッと過ごしていると、バイト終わりのAからLINEが来た。
頭もシャキッと冴え、タタタッと返事を打った。
まさか、Aから��行ってもいい？��と聞かれるとは…嬉しいぞ！
部屋の掃除を終えた時、インターホンが鳴った。
急いで出ると、やっぱりAだった。
パァッと嬉しくなり、インターホンに応えずにすぐにドアを開いた。
「あっ…。」
ドアが開いた瞬間にAは思わず声を上げた。
嬉しそうな表情をするのかと思ったが、困った表情をしている。
そして、気まずそうな匂い。
『どうしたんだ？』
「あー…うん…。
私も、まさか炭治郎と話していたことが現実になるなんて思ってもみなかったから…。」
どのことか分からず、首を傾げた。
Aは相変わらず気まずそうにしていて、視線を合わせない。
「怒らない？」
チラッと、上目遣いで聞いてきた。
それが小動物みたいでかわいくて、怒る気なんてまったく起きない。
そもそも、Aに俺は怒らないぞ。
『ああ、大丈夫だ。』
「……時透くんにデートに誘われた。」
『…………え？』
このことか！
しかも、善逸じゃなくて時透くん！
ちゃんと相談はしてくれたけど…けどだ！
『ど、どういうことだ？』
「これに誘われたの…。」
Aは俺にスマホの画面を見せてきた。
そこには、すごくおいしそうなかき氷の写真と記事が載っていて、タイトルを見ると、��カップル限定！��と書かれていた。
「このかき氷、カップルというか男女でしか食べれないみたいなの。
これが食べたいみたいで…。
でも、勝手に行くわけにはいかないから、炭治郎に相談してって言ってたよ。」
もやもやもやもや…
相談してって言っているので、Aをどうにかしようというのはないだろう。
でも、でも、でもだ！
『Aは行きたいのか？』
「行くなら炭治郎と行きたい。
でも、真面目にお願いされたし…。」
Aはそう言い、小さなため息をついた。
本当に優しすぎる。
だから心配だ。
…あ。
『さっきのページ、見せてくれないか？』
「え？
…はい。」
俺のお願いに、Aは不思議そうな顔をしながらもスマホを渡してくれた。
目を素早く動かして記事を読むと…やっぱりそうだ。
『うん。
このかき氷、男女のグループなら食べれるらしいぞ。
だから、俺も行く。』
「え？」
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ともりん - 朔夜さん» きゅんという言葉聞いたら、あの歌思い出してしまったやないかい！((ごめんなさい (2020年8月8日 20時) (
レス) id: 954e71dea0 (このIDを非表示/違反報告)
みかん。 - そうやなぁ（＾ｖ＾）フラグでええわ（何弁？） (2020年6月28日 18時) (レス) id: 7938644ae6 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - nasiremonさん» はっ…！やりすぎた…！！ (2020年6月27日 23時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
nasiremon(プロフ) - 朔夜さん» 咲夜さんあったかーい！！炭治郎もおいでーn(((殴 咲夜さんｯｯ………くるじぃ………((気絶 (2020年6月27日 23時) (レス) id: fa0cba8ed9 (このIDを非表示/違反報告)
むいくん推し(プロフ) - 朔夜さん» 朔夜さん好きぃ〜！いっぱい甘えさせて？笑 (2020年6月27日 22時) (レス) id: cb8f5d0707 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔夜 | 作成日時：2020年6月20日 22時
