219.アレ ページ39
今日は久々のデートだ。
会ったり、ご飯を食べたりはしたが、どこかに出かけるのは本当に久しぶり。
なので、子供みたいにわくわくしてしまう。
炭治郎の仕事終わりが恋しい。
��店の近くの本屋にいるね。��
そうLINEをし、目の前にある雑誌に手を伸ばす。
その時、同じタイミングで手を伸ばしてきた人がいて、『すみません。』と言って手を引っ込めた。
「ふふ、��すみません��だって。」
隣を見ると、口元に手を当ててクスクスと笑っている陽菜さんがいた。
心臓がドキンッと跳ねる。
「ちょっと時間ある？
話したいんだけどー。」
『…分かりました。』
____________
「そんな緊張しなくていいよぉ。
私、彼女さんと話したかったんだ。」
陽菜さんはそう言いながら、ロイヤルミルクティーをティースプーンでくるくると混ぜた。
近くのカフェに移動した私たちだが、陽菜さんはどこか余裕そうな空気を醸し出していて、私はずっと机を見つめていた。
「1週間ぐらい前に炭治郎と会ったんだけど、そのこと聞いてない？」
視線を机から陽菜さんに移すと、彼女はクスッと馬鹿にしたように笑った。
1週間前というと、炭治郎に筑前煮を渡した日だ。
やっぱり、陽菜さんと会ってたんだ。
「その様子だと聞いてないんだぁ。
炭治郎、彼女さんには全部言うって言ってたのになぁ。
じゃあ、アレも聞いてないんだ？」
『��アレ��？』
すると、陽菜さんは机の上に身を乗り出し、私の耳元で囁いた。
「炭治郎とキスしたの。」
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そらね - 正直言って陽菜ちゃん嫌いです。 (2020年11月15日 9時) (
レス) id: 4fd123f034 (このIDを非表示/違反報告)
凪 - 朔夜さん！これからもたくさん素敵なお話を作ってください！ (2020年7月23日 0時) (レス) id: c9bbef43dc (このIDを非表示/違反報告)
凪 - お話が面白すぎて……すごい……。(語彙力) 炭次郎の甘えてくるところがアアアアアアアアアアッッッッ！！！！！！たまらん！！！！！！ (2020年7月23日 0時) (レス) id: c9bbef43dc (このIDを非表示/違反報告)
鬼滅の刃大好き - 陽菜が炭治郎のこと好きなのはわかるけど、さすがにやりすぎぃ〜！炭治郎、夢主さん、がんばれ〜！！そしてそして！朔夜さんも頑張ってください！ (2020年7月4日 0時) (レス) id: 7db63c5bfe (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜色(プロフ) - 朔夜さん» んーっ！ (2020年6月8日 18時) (レス) id: 47360ddac9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔夜 | 作成日時：2020年6月3日 20時
