202.釣れない男 〜炭治郎side〜 ページ22
「炭治郎！
何なのお前！
学校外でもモテやがって！！」
『何のことだ？』
ズイッと善逸がスマホを見せてきた。
そこには俺が写っていた。
善逸が言うには、この写真が話題になっているらしい。
「さっすが王子様だなこりゃ。
明日からこの写真見た人たち来るんじゃないの？」
____________
『いらっしゃいませー。』
店に人は入ってくるが、服を見るよりも俺を見に来ている…。
自意識過剰じゃないぞ！
握手も求められたからな！(断ったけど…。)
「炭治郎ー。」
��親しいです。��という雰囲気を醸し出しながら現れたのは、まさかの陽菜。
これはまずい。
『お客様、どうなされました？』
「他人行儀ー。
拒否されたから来たんだけど？」
陽菜はそう言い、クスッと笑った。
色々な人たちがいる中で親しげに話しかけられたら、変な目で見られるに決まっている。
最悪な場合、彼女と勘違いされるかもしれない。
それだけは避けないと。
『今、仕事中なので。』
「えー、せっかく来たのに。」
俺はあくまで冷静かつわざと敬語を使って陽菜から離れようとしたが、またクスッと笑い、俺の頬をツンッと突いた。
本当にやめてくれ！
『ゆっくり見ていってくださいね。』
「もー、釣れないなぁ。」
陽菜はプゥッと頬を膨らませ、くるりと踵を返した。
そして、店の中を何も見ずに出て行った。
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そらね - 正直言って陽菜ちゃん嫌いです。 (2020年11月15日 9時) (
レス) id: 4fd123f034 (このIDを非表示/違反報告)
凪 - 朔夜さん！これからもたくさん素敵なお話を作ってください！ (2020年7月23日 0時) (レス) id: c9bbef43dc (このIDを非表示/違反報告)
凪 - お話が面白すぎて……すごい……。(語彙力) 炭次郎の甘えてくるところがアアアアアアアアアアッッッッ！！！！！！たまらん！！！！！！ (2020年7月23日 0時) (レス) id: c9bbef43dc (このIDを非表示/違反報告)
鬼滅の刃大好き - 陽菜が炭治郎のこと好きなのはわかるけど、さすがにやりすぎぃ〜！炭治郎、夢主さん、がんばれ〜！！そしてそして！朔夜さんも頑張ってください！ (2020年7月4日 0時) (レス) id: 7db63c5bfe (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜色(プロフ) - 朔夜さん» んーっ！ (2020年6月8日 18時) (レス) id: 47360ddac9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔夜 | 作成日時：2020年6月3日 20時
