179.股ドン ページ43
予想していなかったことが起きたので、体がピクッと跳ねた。
「ああ、悪い。
マフィンうますぎるぞー。」
炭治郎は謝ったが、どう見てもニヤッと笑っている。
つまり、わざとだ。
私は顔がカァッと赤くなり、勢いよく立ち上がった。
『洗面台、借ります…。』
「どうぞ。」
私は早足で洗面台に向かい、ゴシゴシと手を洗い始めた。
汚いとかではなく、食べられてしまった部分に触れた舌の感触が妙に生々しく感じ、とりあえず洗おうと思ったのだ。
本当に、本当に、とんでもない炭治郎だ！！
「A。」
背後から名前を呼ばれたかと思うと、炭治郎に後ろから抱きしめられた。
洗面台の鏡越しに炭治郎と目が合うと、鏡の中の彼が「こっち向いて。」と言ってきた。
何をされるのかは安易に想像できたが、その優しい声に逆らえず、私はゆっくりと彼の方に体を向けた。
「今日は本当にありがとう。
俺、本当に幸せだ。」
ふわっと優しく微笑むと、私に優しくキスをした。
私はそれに応えるように、彼の背中に手を回した。
「お、積極的だなぁ。」
『その言葉、そのまま返すよ。』
クスッと微笑むと、炭治郎は私のことをグッと引き寄せ、そのまま壁に押し付けた。
そして、私の足の間に自分の足を入れてきた。
これじゃあ身動きが取れない。
『炭治郎、何してるの？』
「んー？」
間延びのある声を発したかと思うと、服の上から器用に、ブラのホックを外した。
あー、胸の窮屈感がなくなったぁ…じゃなくて！！
『ちょっ…今日は駄目だって…！』
「嫌だ。」
『嫌じゃなくて…んっ…こら…！』
「かわい。」
炭治郎はそう言ってキスをしてきたが、それに流されてはいけない理由がある。
逃げようにも、足の間にある炭治郎の足が邪魔で逃げれない。
『あっ…本当に駄目なんだって…！』
「何で？」
炭治郎は手を止め、首を傾げた。
言うのは恥ずかしいけど、仕方がない。
『月1のアレなの…！』
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ともりん - ここでも言わせてください！！とーんーでもねー炭治郎だ！！！(((すいません (2020年8月7日 22時) (
レス) id: 66f9aed7aa (このIDを非表示/違反報告)
鬼滅の刃大好き - 続編もとってもおもしろかったです！あぁ、現実にいてほしいっっ！(笑)これからも頑張って下さい！ (2020年7月3日 23時) (レス) id: 7db63c5bfe (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - 続編読みました！面白かったです。これからもファイトです!! (2020年6月3日 20時) (レス) id: 1d8abed5fa (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 竈門夜蝶さん» 熱いキスやで（ぶっちゅうううう (2020年6月3日 20時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 如月 哀華さん» いええええええええいいいいいい！！！ (2020年6月3日 20時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔夜 | 作成日時：2020年5月29日 21時
