178.あーん ページ42
バイト帰りのよれよれのまま、炭治郎の部屋にお邪魔した。
彼の言った通り、机の上に私からのバレンタインがそのまま置かれていた。
「何か飲むか？」
『じゃあ…お茶で。』
「分かった。」
キッチンで準備をしてくれている炭治郎の脇を通り、先にソファーに座らせてもらった。
箱が開いていて中身が見えているのだが、我ながら中々上手く作れたのではないか？
「はい。」
『ありがとう。』
机の上にお茶とホットコーヒーを置き、私の隣に座った。
隣と言っても、私にピタッとくっついている。
「よし、食べよう！
何がいい？」
『炭治郎のために作ったものだから、炭治郎が決めて。』
「じゃあ…これ。」
炭治郎が取ったのはチョコマフィン。
さっすが分かっている！
それがメインなんです！
「あーん、してくれないか？」
炭治郎はそう言い、ラッピングを解いたマフィンを私に渡してきた。
マフィンをどうやって？
『どうやって？』
「普通にちぎって、そのままくれたらいいぞ。」
炭治郎はサラッと言うが、箸などの道具を使わずにあーんとなると、私の手から直接食べることになる。
そのことを理解して渋っていると、「早く。」と急かしてきた。
ええーい、なるようになれ！
マフィンを一口サイズにちぎってつまみ、炭治郎の口の方に持っていった。
『どうぞ…。』
「ふふ、ありがと。」
パクッと食べたのだが、私の指先も一緒に食べられてしまった。
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ともりん - ここでも言わせてください！！とーんーでもねー炭治郎だ！！！(((すいません (2020年8月7日 22時) (
レス) id: 66f9aed7aa (このIDを非表示/違反報告)
鬼滅の刃大好き - 続編もとってもおもしろかったです！あぁ、現実にいてほしいっっ！(笑)これからも頑張って下さい！ (2020年7月3日 23時) (レス) id: 7db63c5bfe (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - 続編読みました！面白かったです。これからもファイトです!! (2020年6月3日 20時) (レス) id: 1d8abed5fa (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 竈門夜蝶さん» 熱いキスやで（ぶっちゅうううう (2020年6月3日 20時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 如月 哀華さん» いええええええええいいいいいい！！！ (2020年6月3日 20時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔夜 | 作成日時：2020年5月29日 21時
