159.かわいい、かわいい ページ23
『炭治郎…?』
間抜けに名前を呼んだが、何をされてしまうのか予想した私は体を固くした。
すると、炭治郎は私の頭や頬を撫で始めた。
「ピアス似合っている。
かわいい、すごくかわいい。
かわいすぎてどうにかなりそうだ。」
『恥ずかしいから…!』
思わず両手で顔を覆ったのだが、炭治郎によって引き剥がされてしまった。
そして、もう一度「かわいい。」と言うと、唇を落としてきた。
深くて甘いキス。
こっちがどうにかなってしまいそうだ。
スルッ…
『あっ…ちょっと…!』
炭治郎の手が服の中に入ってきて、止めるように声をかけた。
すると、彼はニッと口角を上げ、意地悪な顔をしてみせた。
「嫌なら嫌って言えばいいだろ。」
『っ…ずるっ…。』
「知ってる。」
炭治郎の手が動くと、ピクッと体が震えた。
恥ずかしくて思わず、彼の首に手を回し、グッと体を起こした。
「ずいぶん積極的だなぁ。」
『違っ…恥ずかしくて…。』
「そうか…。」
炭治郎が耳元でクツクツ笑ったのだが、それがこそばくて、堪えるために目を瞑った。
そういえば私…何か忘れているような…。
『っあ!!』
873人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ともりん - ここでも言わせてください!!とーんーでもねー炭治郎だ!!!(((すいません (2020年8月7日 22時) (レス) id: 66f9aed7aa (このIDを非表示/違反報告)
鬼滅の刃大好き - 続編もとってもおもしろかったです!あぁ、現実にいてほしいっっ!(笑)これからも頑張って下さい! (2020年7月3日 23時) (レス) id: 7db63c5bfe (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - 続編読みました!面白かったです。これからもファイトです!! (2020年6月3日 20時) (レス) id: 1d8abed5fa (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 竈門夜蝶さん» 熱いキスやで(ぶっちゅうううう (2020年6月3日 20時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 如月 哀華さん» いええええええええいいいいいい!!! (2020年6月3日 20時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:朔夜 | 作成日時:2020年5月29日 21時