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『さぁ！やって参りました！初登場にして1ターンキルで200階まで到着！ 齢はなんと9！！可憐な顔の裏には強力な脚力が隠されております！！！
そして、そんな少女に対するは、駒使いのギド選手！！二勝一敗というまずまずの成績を残しておりますが、はてさてこの試合どうなるのか！！！
それでは試合、開始！！！』
湧き上がる歓声、雄叫びのような叫び声、空間を声ばかりが包んでいた。
少女は対戦相手を一瞥するとため息を吐く。
能力を使うまでもないか……
元々目立ちに来た訳でも無い、この試合が終わったらそろそろここから撤退しようか、そう少女が考えていた時
「予言しよう。お前はこの試合、負けを宣言する！」
「……？」
少女にとって突拍子もない、そして理解に苦しむ発言をした相手に少女は動揺を隠せなかった。
「どういう意味？」
「こいつを見ろ！！」
相手は少女1枚の写真を見せた。中々始まらない試合に客からのブーイングが耐えない。
「…？」
「なっ！なんだその顔は！」
「いや……誰それ」
「はぁ！？」
少女は出された写真を見て首を傾げる。どうやら差し出された写真にピンと来なかったようだ。
「お前のボーイフレンドだろーが！」
「ボーイフレンドなんていないけど」
「な！？ じゃあ…アレだ！一昨日の晩一緒に居た奴！！」
「一昨日…………？ ………あ！！」
そういえば、と彼女は思い出した。一昨日一緒にいた男。あの金髪の美少年。
写真の中ではその青年が薄暗い部屋で縛られていた。
「私が負けなきゃその男の人に何かするつもりってこと？」
「察しが良いのか悪いのかわからん奴だな。まあそういう事だ。」
「…そっか、…んー…お前、他に仲間とか居るの？」
「ああ、いるぜ。200階に来る時に洗礼を受けたダセェ奴らだがな！」
そう言って『２本の足』でリング上を歩く対戦相手。
「洗礼ねぇ…うん。」
少女はポンと手を叩くと、対戦相手に目を向ける。それと同時に少女の背後の何かが動いた。
「な”ッ！？あ”ぐっ…ぎゃああああ！！」
飛んでいく足。湧き上がる悲鳴と歓声。歓声を上げるなんて、頭おかしい。 と、足を飛ばした張本人は自分の事を棚に上げてしみじみ思っていた。
「確か、仲間が受けたのは『洗礼』だったっけ？」
飛んだ足にチラリと目をやると、少女はにこりと笑った
「ならお前が受けるのは……『見せしめ』だな」
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かぴばら2(プロフ) - キースさん» 結構量あるのに…！！ありがとうございます！これからもご期待に添えられるように精進します！！ (2020年12月27日 0時) (
レス) id: a02d4950c9 (このIDを非表示/違反報告)
キース - あえてこちらにコメントさせて貰いました！かぴばらさんが更新されているところまで読ませていただきました！とっってもタイプです！ずっと応援してます！頑張れ！(￣▽￣)ゞ (2020年12月25日 23時) (レス) id: 7e1a44873b (このIDを非表示/違反報告)
かぴばら2(プロフ) - キースさん» キャラも世界観も話の内容もめちゃくちゃ良いですよね！！あの作品は人生のバイブルです…。応援ありがとうございます！これからも更新頑張ります！ (2020年12月25日 22時) (レス) id: a02d4950c9 (このIDを非表示/違反報告)
キース - 気付いて下さった......!実は私も大好きな漫画なんですよ( ﾉ^ω^)ﾉ応援してますよ~!! (2020年12月24日 18時) (レス) id: 7e1a44873b (このIDを非表示/違反報告)
かぴばら2(プロフ) - キースさん» コメント今気付きました！遅れて申し訳ないです！ば、バレてしまいましたね…！私の人生にモロ影響与えた漫画なので使わせてぇなと思ったのが3年前です…。ぶっちゃけまずいと思った時には後に引けなくなってしまいました…ﾄﾎﾎ (2020年12月23日 19時) (レス) id: a02d4950c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぴばら x他1人 | 作成日時：2018年5月5日 0時
