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『い、一体何が起こったのでしょうか！！？瞬きをせずとも全く動きが読めませんでした！！そ、そしてギド選手の足が吹っ飛んだ箇所からは一切血が流れておりません！！ どういう事だーー！！？』
無残に転がる足を追いかけるようにしてリング上を這う少女の影。
「こら、
まるで犬の散歩でもしているかのような少女。観客、実況、各々の時間が進む中、ギドだけがこの場に置き去りにされていた。
何故自分から血が出ないのか、何故こんなにも痛いのに意識が飛ばないのか、少女が一体何をしたのか、疑問ばかりがギドの頭の中を埋めつくす。
「お前に使った念は二つ、1つはお前の足を食ってるこいつ。
「そして2つ目が
「お前なんかにお披露目してやったんだから人質を取った甲斐あったよね。」
少女はにこりと笑いながらギドに歩み寄る。ギドは動くことの出来ない身体で恐怖に怯え、這いずり回っていた。
少女はそんな彼を悠々と持ち上げ、「カメラ何処です？」などと的外れすぎる事を審判に聞く。
「か、カメラは観客席の方にしか……」
「そうですか。」
少女はギドを持ち上げたまま助走をつけて観客席へと飛び移る
驚く声と歓喜する声が入り交じる中、少女は堂々とカメラへ向かっていく。
1つのカメラの前で立ち止まると、少女は1つ咳払いをした。
「あー、おほん。美青年を人質に取った200階クラスの諸君、私はそこの美青年と面識はほぼ皆無と言っても過言では無い訳だがー…… んーこの口調しんどいなぁ。
要するに、だ。そこの人質を午後3時までに解放しろ、落ち合う場所はこいつの部屋だ。
人質に傷をつけたり細工してみたりしてみろ」
少女は少女と思えない程の怪しい笑みを浮かべ、カメラにギドの顔を写した
「こいつがどうなっても……って、言っても意味無いか。」
「こいつみたいにな目に遭いたくなければ、…わかるよな。」
画面の前に立ち尽くした2人の男は蛇に睨まれた蛙のように竦み上がっていた
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かぴばら2(プロフ) - キースさん» 結構量あるのに…！！ありがとうございます！これからもご期待に添えられるように精進します！！ (2020年12月27日 0時) (
レス) id: a02d4950c9 (このIDを非表示/違反報告)
キース - あえてこちらにコメントさせて貰いました！かぴばらさんが更新されているところまで読ませていただきました！とっってもタイプです！ずっと応援してます！頑張れ！(￣▽￣)ゞ (2020年12月25日 23時) (レス) id: 7e1a44873b (このIDを非表示/違反報告)
かぴばら2(プロフ) - キースさん» キャラも世界観も話の内容もめちゃくちゃ良いですよね！！あの作品は人生のバイブルです…。応援ありがとうございます！これからも更新頑張ります！ (2020年12月25日 22時) (レス) id: a02d4950c9 (このIDを非表示/違反報告)
キース - 気付いて下さった......!実は私も大好きな漫画なんですよ( ﾉ^ω^)ﾉ応援してますよ~!! (2020年12月24日 18時) (レス) id: 7e1a44873b (このIDを非表示/違反報告)
かぴばら2(プロフ) - キースさん» コメント今気付きました！遅れて申し訳ないです！ば、バレてしまいましたね…！私の人生にモロ影響与えた漫画なので使わせてぇなと思ったのが3年前です…。ぶっちゃけまずいと思った時には後に引けなくなってしまいました…ﾄﾎﾎ (2020年12月23日 19時) (レス) id: a02d4950c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぴばら x他1人 | 作成日時：2018年5月5日 0時
