第8話 曲学阿世 ページ8
ぐちゃ…
「まだいる、どんだけいんだよ！」
「まだだ！諦めるな！」
「そーだそーだ！」
「頑張ってくださいー！」
「お前ら戦ってねーじゃんか！」
「めんどくさい」
「うっせー！いーから戦えっつーの!!｣
「うぃんぐぼむ」
どっかぁーん♡
「ほら、やったぜ。」
「うっせー！危うくオレが
殺られるとこだったわ!!」
「…ふぅ… あと数十匹つったとこか…」
「うっせー！松村お前何もしてねーだろ！」
「俺様がやっても…足でまといになるだけ…」
「じゃあ口を突っ込むな！」
めりぃ…！
「…よし、あとちょっと…！」
…ちゅいん…
…ちゅっどぉーん!!
どがぁぁぁー!!
「……………｣
龍之介が、スマッシャーから
エネルギー波を放った。
…ぷしゅー…
「…ふぅ…終わったね。」
「……………」
「っおい!!」
「ぅおーーーい!!」
「ど、どうしたの?!」
「空気読め、空気を!!」
「スマッシャー使ってんじゃねーよ☆」
「いろんな物をスマッシュ
していきやがって…」
「つーか、布を取れって言ったのは
お前だろ?!」
「…忘れてた…。」
「…！」
げしげしげし…！
どかばきずこめり…！
「やめてー！｣
「アホか！」
「あ、そうだそうだ！新しい発見が
あるんです！」
「ほう。」
「どーゆーの？」
「はい。まずは足をどけて…」
げしげしげし…！
「図々しいぞ、ボンボンが!!」
「はい！はい!!
…えーと、鬼達に被さっていた
あの布、実は網のようなものらしく、
妙な電磁波らしきものを纏っており、
あの網を被ることで洗脳され、
何者かによって操られてていた
可能性がある、との事です。」
「『とのことです』ってどーゆー事だ？」
「はい、被害にあっていない鬼達に
調べさせました。」
「あぁ、この前いたヤツらか。」
「そして、鬼瓦の力を結集させて…」
げしげしげし
ドカバキズコー
「度々自己愛めんどくせーよ！」
「どーせ力じゃなくて金だろ?!金の力
なんだろ?!」
「はいそーです!!」
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作者名：くらっしゃー原 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/875a532b441/
作成日時：2019年4月19日 23時
