見てるのは君だけ。

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「.......何」




私がちょっと宏光の肩を押して、待て、の姿勢を見せると宏光は不機嫌そうに私を睨んできた。








『お風呂、入りたい』





「後で良くね」





『やだ』






頑なに抵抗する私を横目に宏光はため息をひとつついて、んー、と声を出した。






すると、宏光の顔が耳元に近づいてきて、








「じゃあ一緒に入ろ」

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