お見舞い ページ27
『二人とも、わざわざ来てくれてありがとね』
黄「Aちゃん、起きてて大丈夫なん?」
『うん、熱もだいぶ下がってるし』
黄「そっか、ならよかった。あ、これお見舞い。ゼリーやねんけど...。」
『え、ありがとう!嬉しい〜』
橙「あの、Aちゃん...」
『照史くん、淳太くん。その節はほんまにありがとうございましたっ』
私は、深々と頭を下げた。
橙「いやいや、そんな俺らはなんも...」
黄「ほんま、ごめんなAちゃん。あの時、もっと早く気づいてれば...」
『ううん。あの時、三人が来てくれたから、私は無事なんよ?』
橙「でも、」
『それに、私もう決めてん。後ろばっか見んと、前向こうって。今まで頑張ってきたことを、壊したくないねん。』
黄「Aちゃんはすごいな、ほんまに(笑)」
橙「無理だけはしたらあかんよ?ちゃんと頼るんやで?」
『うん、ありがとっ。ってことで、これからもよろしく!』
照史くんと淳太くんは、ニコッと優しく微笑み「うん!」と頷いた。
赤「なぁ、このゼリー俺ももらってええ?」
黄「アホ、Aちゃんへのお見舞いや言うたやろ。」
赤「でも、5個も食べきれんやろ〜」
橙「別に、今日全部食べてまわんでもええやん(笑)」
赤「でもさ、A病み上がりやん?新鮮なうちに食べとかんと!」
黄「生もんちゃうから大丈夫や!だいたい、お前が食べたいだけやろ」
『ふふふっ(笑)せっかくやし、みんなで食べよ?』
赤「やった〜!んじゃ、俺ぶどうもーらいっ」
黄「はぁ〜、」
橙「せめて、選ぶのはAちゃんからやろ〜」
『ええよええよ、ずっと看病してくれてたし(笑)』
橙「女神様やな、Aちゃんは。」
黄「てかそれ、ほんまに看病やった?ウザ絡みやなくて?」
赤「はぁ?ちゃんと看病してました〜」
『冷えピタ貼ってくれたりとか〜、お粥作ってくれたり〜、プリン買ってきてくれたり〜、な?』
赤「っ!お前っ、」
橙「えっ!しげが!?(笑)」
黄「マジで!?」
『うん。それに昨日の夜、一緒にnっん!』
突然だいちゃんが、ぶどうゼリーを私の口に突っ込む。
赤「ほれ!ぶどうゼリー、美味いやろっ!」
『もう、何っ!美味しいけど!』
橙黄「ふ〜ん(ニヤニヤ)」
赤「な、なんやねん!その顔!」
橙黄「別に〜?(笑)」
赤「っ〜〜〜!」
『?』
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亜由 - 2人とも照れてその様子をお兄ちゃん組は見守っててシゲとのんちゃんが騒いでるお話を書いてもらえませか? (2022年7月1日 23時) (レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
亜由 - こんばんは。小説読みました。京セラドームで皆がMC中にサプライズで主夢が神ちゃんの誕生日をお祝いする楽屋で主夢が神ちゃんにお手紙を読んで皆でケーキを食べてたら神ちゃんが主夢にケーキをあーんして食べさせたり食べさせあったりしてる (2022年7月1日 23時) (レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:◎(マル) | 作成日時:2021年11月27日 21時