我儘 ページ20
赤｢じゃあ、そろそろ帰ろか。｣
『うん、』
赤｢立てる？｣
『ん。』
だいちゃんに起き上がるのを手伝ってもらい、吉田ちゃんが用意してくれた車に乗る。
私がぐったりしている隣で、だいちゃんは運転手さんに道案内をしてくれていた。
赤｢A、着いたで｣
『ん...』
赤｢大丈夫か？｣
『うん、平気』
時々ふらつきながらも、だいちゃんがその都度支えてくれて、なんとか家に到着。
赤｢はい、着いたでー｣
『あ、うん...ありがとう。』
このままだいちゃん、帰ってまうよね？
家に着いたのはいいけど、中には例の紙袋がまだ置いてあるし、正直今一人でいるのが怖い...
赤｢どないしたん？入らんの？｣
『え？あっ...うん。その...』
赤｢ん？｣
『......』
赤｢A、鍵貸して？｣
『？』
赤｢はーやーく｣
大人しく、だいちゃんに家の鍵を渡す。
ガチャ
赤｢お邪魔しまーす。｣
『えっ、だいちゃん？』
赤｢ん？｣
『えーっと、その...いいん？』
赤｢何が？｣
『私、てっきり家まで送ったらそのまま帰るんやと...』
赤｢あ、ごめん！やっぱ嫌よな、こんな時に男が自分の家に上がってくるとか...｣
『そ、そうじゃなくって！』
赤｢？｣
『吉田ちゃんに家までって言われてたから、送り届けたらすぐ帰ってまうんかなって...』
赤｢あー、｣
『でも、正直今一人になりたくなくて...。けど、めちゃくちゃ心配かけたし、迷惑かけたし、これ以上はさすがに我儘すぎるなとか...でも、』
赤｢ちょ、ちょっとA、一旦落ち着こ。｣
『...ごめん。』
赤｢とりあえず、家入ろ？｣
コクン
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亜由 - 2人とも照れてその様子をお兄ちゃん組は見守っててシゲとのんちゃんが騒いでるお話を書いてもらえませか？ (2022年7月1日 23時) (
レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
亜由 - こんばんは。小説読みました。京セラドームで皆がMC中にサプライズで主夢が神ちゃんの誕生日をお祝いする楽屋で主夢が神ちゃんにお手紙を読んで皆でケーキを食べてたら神ちゃんが主夢にケーキをあーんして食べさせたり食べさせあったりしてる (2022年7月1日 23時) (レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：◎(ﾏﾙ) | 作成日時：2021年11月27日 21時
