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たまに、自分の仮面が優等生錦戸亮じゃなくなってしまうときがある。
仮面が、剥がれるのが嫌で、嫌で嫌で嫌で。
仕方がなく装った優等生錦戸亮は、もう壊れる寸前まで来ている。
「はぁ、」
保健室なんか行くわけもなく、屋上で息を吐く。
今、すばるくんは何処に居るんだろう。
って、高校か。
すばるくんは、横山くんと一緒の高校へ行くために、猛勉強してた。
横山くん自体がそんなに頭がいいわけではないし、俺から見れば両方のランクもそんなに変わんないはずで、あんな勉強したんだったらわざわざ横山くんと同じ学校なんか行かなくても、もっと頭のいいところに行けたんだろうに。
そこに通ってくれた方が俺は嬉しかったのに。
俺は優等生だから。
偏差値が50もない、40もあるか分からない学校に行く意味なんかない。
だけど、すばるくんはそこに居る。
横山くんも。
ずっと、尊敬してきて、大好きだったのにあの人はそんなこと関係ないようにそそくさと去っていってしまうのが悲しい。
もし、優等生が
性 同一 性 障害だとしたら。
自分の進路なんかこれっぽっちも関係なくて、ただあの人の背中を追いかけたいんだけど、それはなんか駄目なのがこの世のなかで、いや、別に世界は簡単なんだけど、やっぱし日本人は五月蝿い。
日本は性 同一 性 障害に優しくない国みたいだ。
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きゅうりの１本漬け(プロフ) - 愛∞さん» いや、嬉しいです！ (2018年8月9日 8時) (
レス) id: 68ca72639f (このIDを非表示/違反報告)
愛∞ - 横すばーー！結ばれて良かった！すいません。たくさんコメントしてしまって… (2018年8月8日 21時) (レス) id: 4decc0b409 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゅうりの１本漬け | 作成日時：2018年7月12日 15時
