2人で、帰宅。 ページ22
Aside.
ｷｭｯｷｭｯ
ﾊﾞｼｰﾝ
体育館の入口から覗くとなんとまだ練習していた。...若利ちゃんがカッコよく見えるのは幻覚ですか？あー。そーですよねー。幻覚ですよねー。え？現実だって？やーね奥さーん。
「おい。A。帰るぞ」
「ふぁい！？...なんだ若利か」
若利ちゃんの後ろから天童さんが手を合わせてご、め、ん、と口に出している。何だろ？ごめんって。まぁ、いっか。
「若利ー！かーえろ！」
「あぁ」
若利ちゃんはお話ししていいよって言ったから道端に咲く名前も分からない野花を、可愛いね、と言った。
「...Aの方が可愛い」
「こっこのっ...！天然たらしっ...！」
そんなこと言ったかと思うと急にか、壁ドン？してきた。
「ふぉっ！？うゎ、こ、こわいって...急に手が横に来るし顔近いし...」
「A、好きだ」
「わ、かとしちゃっ...ん！？」
突然のキス。
あー...。もー。若利ちゃんはすぐ...。んー。なんか押されてる？背後は...え？ここ若利ちゃんの家の裏口じゃない？
キィ 、とドアの開く音がした。私は倒れそうになったが、若利ちゃんが腰を支えてくれた。
「わ...かとっ...し、ちゃっ！？」
「家に入れ」
そのまま靴を脱いで家に入る。やっぱり内装キレイだなと思いながら見とれる。
「部屋に行くぞ」
おじゃましまーす...と心のなかで言う。若利ちゃんの部屋は本当に最低限の荷物しかない。私の部屋と広さは同じなのに広く見える。
「うゎ〜...久しぶり。ベッドダブルじゃない？デカいよね？いいなー」
「ベッドで寝るか？」
「あ！お布団だすのめんどくさいでしょ？若利さえ良ければ一緒にベッドで寝よ？」
実はちっちゃい頃一緒にお風呂も入ったし、同じ布団で寝たこともある。私の”初めて”っていつも若利ちゃんと一緒になんだと痛感させられた。
「...もう少し危機感を持って行動しろ」
「やだなぁ若利。誰にでもこんな事言うと思う？徹さんともまだお泊まりしたことないのに」
あれ？なんで徹さんでてきたのかな？そもそもお泊まりなんて若利ちゃんとしかしたことないし...。
「...俺といるのに他の男の名前をだすな」
「へ？...若利ちゃっ...なんか今日、変だよ...？」
首の所をかまれた。少しチクッとしたけど、若利ちゃんがこんなになるなんてきっと何かあったんだろう。...このまま、許してあげよう。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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モアノー(プロフ) - 梨月さん» ありがとうございます！！更新頑張りますね！ (2017年8月29日 16時) (
レス) id: 8a9d444f94 (このIDを非表示/違反報告)
モアノー(プロフ) - バレーシーン難しかったから手を抜いちゃいました。許して下さい。。。マジごめんなさい。。。 (2017年8月28日 23時) (レス) id: 8a9d444f94 (このIDを非表示/違反報告)
梨月 - この小説おもしろいです!! 夢主ちゃん愛されてるな〜〜 続き、ちゃおー楽しみにしてまーす(^^♪ (2017年8月28日 20時) (レス) id: b4a84e38e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モアノー | 作成日時：2017年8月21日 13時
