【d!】クズ兄妹は愛に飢える【軍パロ】

自己紹介 ページ8

「すまないが、その件については妥協して貰えないだろうか。」
「うーん…」

確かに、衣食住付きで家賃はないから働かなくていい。しかも、年に数回はこの間みたいなパーティではっちゃけられてなんなら自分好みのブツも探せる…

「……ま、分かった。」
「てことは！」
「この軍に入るよ。」

「よっしゃぁぁぁぁぁぁぁああああ！！！」

総統と、何故か鬱にぃも歓声をあげた
後ろを振り返れば、配置されてた偉い人たちも心做しか暖かい表情を浮かべていて、案外歓迎されてたことに気づく

(今までの泥水啜るような生活に比べたら贅沢なものだよね)

いくら欠落してたとしても歓迎されるのは嬉しいもので。ニヤニヤした顔を手で隠して話聞いていた



「では説明もこれぐらいにして、自己紹介でもしようか！」
要塞内での注意、ルール、やる事などを一通り聞いたあとで、自己紹介をすることになった。

gr「私はグルッペン・フューラー。お前を歓迎するぞ」
悪どく笑う彼は総統というよりかは魔王のような威厳がある

tn「あー、自分はトントン言うものです〜。ここでは書記長やらせてもろてるんで、基本書類仕事は俺から貰ってや」
彼が諸々の総括か
まあ鬱にぃと違って書類仕事が出来ないわけじゃないからいいか。

os「はいはーい！オスマンですぅ。俺は主に外交関係やってるで。よろしくな」
うわぁ鬱にぃとは違った攻撃力高めの作り笑いだぁ
まだ距離置かれてる感じがするな

ht「俺はひとらんらん、よろしくね。……にしても大ちゃんの妹かぁ」
残念そうな顔で見てくる。何か不備があったか？

zm「ﾁﾁﾁﾁｰｽｯｯｯ！俺、ゾムって言うねん！大先生の妹とか絶対オモロいやん！今度大先生の昔の話とか聞かせてや！」
緑パーカーの彼はゾムというらしい。フードで顔は隠れていて見えないけど口元が弧を描いているのはよく分かる。

shp「ぁ、どーも。ショッピっす。鬱兄さんにはいつも良くしてもろてます」
無表情だった彼は鬱兄さんと言った瞬間に鬱にぃの方を見てニヤァと笑った。…好かれてるんだな、鬱にぃ

gr「今、ここには大先生入れて6人しかいないが幹部は13人いるからな！また徐々に紹介していけばいいだろう」
tn「せやな。じゃ、Aさん…やったっけ？自己紹介してもらってもええか？」


「あぁ、了解。先程も言った通り、鬱の正真正銘の妹のAです。趣味は寝ること。よろしく」
ut「寝ること…意味深やなぁ」

やかましい鬱は放置してその場は解散となった。

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