【声優】蕩けるほどに甘い日々を【短編集】

落ち込んでみた ページ4

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1.増田俊樹

「気負いすぎんのも良くないよ」

口下手な彼はかける言葉が見つからず、隣にいてあげるだけ。でもそれが返って良かったりする。
大きな手でわしゃわしゃと頭を撫でられると涙が出ちゃうから不思議。



2.江口拓也

「……」

スっとグラスを前に置いてお酒を注いでくれる。
アルコール度数が割と高めのやつだけど「飲むの付き合って」と言ってサラッと気分転換させてくれる紳士。
お酒が周り寝ちゃったAちゃんの化粧を落としてあげてからベッドに運んで一言、「おやすみ」と言ってドアを閉める。
洗い物も全部やってくれるよ。




3.西山宏太朗

「手、貸して」

ネイルが趣味の彼は、Aちゃんの手にマニキュアを塗ってくれそう。必然的に触れ合う手にドキドキしながらも、楽しそうに塗ってくれる彼を見て元気になる。
「ありがとう」と言うと穏やかに「いいえ」と返してくれるから好き。




4.梅原裕一郎

「何しょぼくれてんの」

最初は冗談かと思い少し煽るけど、本当に落ち込んでいるとわかると話は別。「ちょっと歩く？」Aちゃんの手を引いて夜道を歩く。コンビニで暖かい飲み物を買いながら口から出る白い息で遊んだり、しりとりをしたり。
深掘りはせずに本当に寄り添ってくれる。




5.斉藤壮馬

「もう寝よっか」

ただの口実。実際は同じ布団に横になりくっつきたい。
下心はなくふかふかの布団の中で優しく抱きしめる。
それだけじゃなくて背中をポンポンと叩いてくれるからまぶたが重くなって言って気づいたら朝。
次の日の朝は暖かいココアも用意してくれてるかも。




6.山下大輝

「大丈夫？」

涙を流すAちゃん。親指でその涙を拭い不器用ながらも頭に手をポンと置く。同じ目線になったところで何か言う訳ではなく微笑みかけてくれるよ。
裏のない無垢な笑顔は全てを浄化してくれそう。




7.石川界人

「何があったか言ってみて」

とりあえず話は聞く。それ対しての模範的な解決策と同時に元凶となる人物を「面倒臭いね」と侮辱しそう。もちろんノリで。

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