隠 さ れ た 想 い （ 緑 ）

想 い × 0 1 5 ページ15

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安「 も、もらってもええの .. ？ 」


「 ？ うん、食べたそうだったから 」









そう言えば安田くんは尚、顔を赤らめている。









ん？なんで顔赤らめてるんだろ









そう言えば、忠義と付き合いたての時もこうやってパフェ食べてたら欲しそうに見てたからあげたんだっけ








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" .. はい、あーん "


" えっ、"


" ん？欲しいんじゃないの？ "


" いや、欲しいけど .. 、A、こういうの他の人にやったりしてへんやんな？ "


" ？亮ちゃんとかには普通にするよ "


" あかーん！あかんで！A！ "


" なんで 〜 ？ "


" っ、この鈍ちん ！ "


" ひどいっ "









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幸せだったな、あの頃。








.. 駄目だな、やっぱり昨日の今日じゃ、簡単に諦めなんてつかないや








まだ、好きなんだよ、忠義









錦「 .. A ？ 」


「 え、あ、どうしたの？ 」


錦「 いや、お前がどうしたん。ぼーっとして」


「 .. ううん、なんでもない 」


錦「 .. そうか 」


「 うん。ほら、安田くん、あーん 」


安「 あ、あーん .. ？ 」









これ以上亮ちゃんには心配かけたくなくて、忠義のことを忘れなきゃ駄目だから








話を反らして安田くんが遠慮気味にあけた口の中にスプーンを入れようとしたけれど、私の手は動かなかった。









いや違う。動かせなかった









大「 .. 何してるん 」









【 溢 れ 出 す 想 い 】

( どうして、貴方がここにいるの )

( 来ると思ってたで 、俺は )









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