【呪術廻戦】一年特級呪術師の男【男主】 (ページ19)

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第19話シースーかビフテキかページ19

｢お疲れサマンサー！子供はしっかりと送り届けたよ。｣

呪霊に捕らわれていた子供は悠仁と野薔薇が救出し、無事家に送り届けられた。

｢んじゃ、今度こそ飯に行こうか。どこ行きたい？｣

｢ビフテキ！｣

｢シースー！｣

｢あちゃー分かれちゃったね。恵とAは？｣

｢俺はどこでも。｣

『恵と同じく。』

｢じゃあ野薔薇と悠仁にジャンケンで決めてもらおうか。二人ともジャンケンして。｣

野薔薇と悠仁は並々ならぬ気迫を出しながらジャンケンの構えを取る

｢虎杖…私はパーを出すぞ。｣

ジャンケン特有の心理戦が始まり、二人はジャンケンの音頭を取る。

｢｢ジャンケン、ポン！｣｣

悠仁がチョキ、野薔薇がグーで野薔薇の勝ちだ。

｢しゃ！オラー！｣

｢寿司かぁ…銀座のいつもの所でいっかぁ。｣

｢ザギン！フゥー！｣

野薔薇は銀座の寿司に余程の憧れがあるのか子供のようにはしゃいでいる。

｢俺、回転寿司がいい。｣

悠仁は寿司になったことは認めたようだが、銀座のいい所ではなく回転寿司がいいらしい。
それを聞いた野薔薇は鬼の形相で悠仁に詰め寄る。

｢はぁ！？虎杖お前ほんと…！伏黒も天草もなにか言えよ！｣

｢俺も流石にどうせなら美味い方が…五条先生の金だし。｣

｢あの人が行ってる寿司屋めっちゃ高いけど美味いで有名だぜ悠仁。｣

｢カップ焼きそばと焼きそばが別物のように回転寿司も別物なんだよ！｣

｢私は寿司が食いてぇんだよ。｣

｢寿司は食事だけ回転寿司はレジャーなんだよ！遊園地なんだよ！TDLなの！ていうか釘崎ド田舎出身って言ってたけど回転寿司行ったことあんの！？｣

野薔薇は少しバツが悪そうな反応をした。あの反応は恐らく行ったことないんだろうなぁ。

｢僕のフェイバリットはス〇ローだけど、初めてならか〇ぱ寿司だろうね。｣

『俺は結構、は〇寿司もオススメですけどね。あそこ醤油に九州醤油があってあれが好きなんです。』

｢先生もAもわかってんじゃん。｣

｢おいまだ行くとは…｣

｢釘崎よく聞け…か〇ぱ寿司はな…寿司が新幹線に乗ってくるんだ！｣

｢なっ！？｣

なぜそこで野薔薇がか〇ぱ寿司に行く事を決断したのかはわからないが、タクシーを二台呼び国道沿いの大きなか〇ぱ寿司に行くことになった。