# がぶ飲み ページ3
江「そんな言うなら自分はどうなんだよ!」
斉「埒が明かないですねぇ…」
『…僕を忘れてなーい?』
キャー!っと、客席から声がする
江「え?誰ですか?笑」
斉「見ない顔ですね…?笑」
『いや!いや、違うでしょ、ちょっと!笑』
早速いじられる
その都度客席からはキャー!っと、声がする
『こんにちは〜』
斉「元気ないですね?」
江「誰だよーいじったの〜」
花「それより!みんな集まったことだし!ほら!お菓子パーチーでもしない?」
梅「パーチー??」
『パーチーはちょっとなぁ…』
花「パーティー!パーティー!!笑」
皆台本を片手に楽しく演じている
僕も、こういった演じ方は嫌いじゃない
直に熱を感じられて、反応を見られて
『そうだね〜何食べよう?』
斉「これじゃない?A気が荒んでるから」
そう言って壮馬が指をさしたのは
明らかに罰ゲーム用に用意された、真っ黒なマカロン
周りにはその黒のマカロンが際立つよう、ピンクやら水色やらのパステルカラーが並んでいる
『ね〜え〜!!!!いやこれ、いや違うでしょ!絶対に僕が食べるべきじゃないってこれ』
江「いや…でもね?これ、ねぇ?」
客席からは笑い声が
僕は嫌な予感がしてならないが
そのマカロンを口に運ぶ
『ん…?意外と…』
江「お?お?罰ゲームクラッシャーか?」
斉「え、不味そうだけど、一見は」
花「うわぁ…口の中やばいよ!!やば!黒すぎでしょ!」
梅「うわほんとだ!笑」
『え、ちょちょ!食べてみなよ!美味しいから!』
斉「…ん??確かに…」
江「ひ…!!」
梅「うわぁ…やば…よく食べれるね」
皆台本を放ったらかし、マイクも置き、
好き勝手にお菓子をつまむ
小さな声で喋っているが、意外と聞こえるらしく
時折お客さんがキャー!っと、音を立てる
『いやぁ…美味しかったですね?』
江「いや、今日お菓子食べに来たんじゃないか」
斉「ほんとね!笑 自己紹介してないよ!笑」
花「えー改めまして!笑 ___役の花江夏樹でーす!と!」
斉「__ __役の斉藤壮馬です〜、よろしくお願いしま〜す」
『えーっと、なんだっけ、あ〜!はい!___ _役の橡Aでーす、よろしく〜』
軽く手を振る
またまた客席からキャー!っと、声がした
江「ふふ…人気すごいね、なんか…あとに言うのやだな…え〜、_____役の江口拓也でーす!」
拍手が飛び交う
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作者名:幻路 | 作成日時:2020年7月19日 11時