死にたい俺と救ってくれた君【ヒプマイ】[男主]

銃兎の勘違い ページ50

A『おう、56すぞ？』
左馬刻「俺様の影、俺様より恐ぇーじゃねぇか。」
銃兎「というか、あのとき一緒に歩いていた方とはどういうご関係で？」
A『俺を兄貴みたいに慕ってくれるナゴヤの四十物十四くん。17歳』
銃兎「なぜ、ナゴヤの方がヨコハマに？」
A『嫌なことがあったんだって。チームメイトに頼りなって言ってみたら、
信用してみるって言ってナゴヤ帰った。』
銃兎「他に関係のある方は？」
A『シブヤの夢野幻太郎。シブヤの他のチームメイトから俺を守ってくれるママ。
人妻はとらない主義なんで。
イケブクロの山田三郎。俺の弟みたいな、兄貴みたいな。
ボードゲームをよくするただのいい中学生。
シンジュクの観音坂独歩。愚痴大会の参加者。
ぐらいかな。』
左馬刻「割りと関係広いんだな。」
A『広く深くがモットーですから。』
銃兎「じゃぁ、好きなのは俺だけか？」
A『顔が人妻してる。当たり前だろ。』
左馬刻「おいこらそこ！イチャつくな！」
A『何気楽しんでんね、左馬刻。』
左馬刻「やっとお前のことわかってくれる奴ができたんだろ。良かったじゃねぇか。
お前さ、俺様に隠してることあるよな？」
A『職業ですよね。今言うから待って。』
左馬刻「ほう、で？なにやってんだ？」
A『えっと、歌い手をやってます。はい。』
左馬刻「名前なんだ？」
A『言わなきゃダメ？』
左馬刻「ダメだ。」
A『えっと、嘘って書いてライって名前で歌ってみた、ボカロP、MIX師その他諸々やってます。はい。
ライブならゲスパ用意するんでいってください。はい。
山田一郎来たりするので。はい。
副業で、非常勤の警察をさせてもらってます。はい。
解析班の班長とマトリ、組織犯罪対策部です。はい。
中王区によく出入りしてます。はい。
マイク使えます。はい。
合歓ちゃん元気です。無花果ちゃん達に、面倒事を防ぐために合歓ちゃんの兄のフリをするよう頼まれ、
兄のフリをしてます。はい。無言の圧やめてください。左馬刻様。』
左馬刻「やめろ、むず痒い。合歓が元気ならそれでいい。
それより、おめぇ。割りとたくさん隠し事してたな。」
A『やめろください。こわい。こっちくんな！』
銃兎「左馬刻。やめてください。私のものに手を出すのは。」
左馬刻「こわい、こわい。A、今度買い物手伝え。」
A『いいけど、痛いのやだよ!?警告したからね!?』
左馬刻「はいはい。」

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