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川魚とは、普通様々な寄生虫が寄生しているものである。故に生での提供はあまり良しとされない。その前に、あまり生の状態での味が良いものではない。ましてやヌメーレ湿原付近の川や池など以ての外である。
「いーい？カタチは大事よ！ニギリズシの型をなしていないものは審査の対象にもならないからね！」
「寿司なんて一口サイズの長方形に飯を握って、その上にわさびと魚の切り身をのせるだけのお手軽料理だろうが！！」
(…あのハゲのおかげで形は大体想像できるようになった)
(だけど川魚の生ってのはどうも味が良くない)
少女は考える。焼くか？煮るか？いや、魚の形が崩れてメシから落ちてしまえば審査してくれないかもしれない。
少女は考える、そして閃いた。
(要はあの形を成していて、美味しければいいんだ！)
＊
「審査、お願いします。」
「あら…いい匂いがすると思ったら…コレ肉じゃない。」
「肉だァ！？んなもん失格だ失格！！寿司は魚料理！！今までの流れ見てなかったのか？嬢ちゃんよォ！！」
「ペラッペラうるさい口だな、舌抜いて焼いてソースに絡めるぞ。」
「なんだと！？舐めた事いいやがっ」
「はいはい！！こんなところで喧嘩はやめて頂戴！！二人とも失格にするわよ！！」
「「………」」
(肉のスシ…最近ではむしろ変わりダネとして定番化してきている。だけどそのほとんどが牛肉をレアめに焼いたものばかりだけど…)
「これは豚のバラ肉ね」
「はい。グレイトスタンプのバラ肉を使用させて貰いました。」
「ふーん、おもしろいじゃない。今までで一番『料理』って感じよ。」
「審査するのかよ！スシは魚の料理じゃねえのか！？」
「うっさいハゲ！最近のスシってのは変わりダネとして肉も野菜もスシになんのよ！！わかったら黙って審査するとこ見てなさい！」
うぐぐ…と黙るハゲ、もといハンゾー。自国の料理とはいえ、変わりダネまでは把握できていなかった様子。少女は元々スシが何かも把握できていなかったようだが。
「醤油は…要らないわね」
メンチは焼かれたバラ肉に絡んだ照り照りと輝くタレに目をやり、にやりとする。美食を追い求めるハンター。珍しい食材、珍しい料理人、珍しい料理。これだから美食ハンターはやめられない、メンチはそう考える。
目の前のスシを一口で平らげ、しっかりと味わう。そして目を見開いた。
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かぴばら2(プロフ) - クロムさん» 遂にバレた！！！そうです！DINARです！！初めて見た時にすげぇー！！やらせてぇ！！と思って衝動的に書いてしまいました…。今見るとすごく拙くてツッコミどころが満載なのでいつか書き直したいと思ってます…。コメントありがとうございます！ (2021年4月29日 20時) (
レス) id: a02d4950c9 (このIDを非表示/違反報告)
クロム(プロフ) - スカルジャック？ (2021年4月29日 9時) (レス) id: 11c6fe3903 (このIDを非表示/違反報告)
かぴばら(プロフ) - ピポ助さん» ひぃ…コメント今気づきました遅くなって申し訳ないです！ やっぱりイルミは病んでないと始まりませんね！これからも頑張ります！ (2019年9月11日 21時) (レス) id: 90b4b3f2c9 (このIDを非表示/違反報告)
ピポ助(プロフ) - コメント失礼します！イルミのヤンデレ具合が最高に好きです…！これからも頑張ってください！！ (2019年9月3日 1時) (レス) id: 4111e46406 (このIDを非表示/違反報告)
かぴばら(プロフ) - 名無しさん» 大変永らくお待たせしました！またふらっとふわっと消えてしまうかも知れませんが、どうか御容赦願います。暫くは更新し続けたいと思っています！ (2019年7月5日 1時) (レス) id: 90b4b3f2c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぴばら x他1人 | 作成日時：2018年6月6日 23時
