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37話 ページ7

『かかってこい。E組。』

「俺から行かせてもらうよ〜。」

赤羽。お前はE組の中ではずば抜けて運動神経がいい。暗殺の能力も。だが、その好戦的な性格が裏目に出る時もある。

『……地面凍結。』

「!?」

赤羽は足を滑らせ、体制を崩した。その瞬間、俺は赤羽のみぞおちに蹴りをいれた。

「グハッ。」

「カルマくん!」

『……他には?』


誰も戦いに来ない。こちらから仕掛けるか?いら、やめておこう。

「瑠璃くん!なんでよ。。」

『俺は元々ポートマフィアの人間。任務のためだけにE組に来た。凍結爆破という危険な能力を持ちながらも。』

『元から、俺はお前らの敵だ。』

俺は、泣きそうな倉橋にそう言い放った。

「嘘だよ!瑠璃くんは私と話している時優しそうな目をしてた!なのに!こんなこと間違ってる!」

「今からでもいいから戻ってきてよ!」

心がズキズキする。。

『うっ。。』

「瑠璃くん?!」

「にゅや!?まさか、異能魔(イシュタム)が暴走してる!?自分の中にある罪悪感や険悪感に耐えきれず、放出すればここにいる人達だけじゃすまず、このホテルにいる人達。そして、、。」

「瑠璃くんまでもが、命を落としかねない!」

『……。俺はマスターとの契約を続行する!』

異能魔の威力を強めた。






命を落としても、オーナーとの契約は果たす。

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作者名:清瀧の悪魔 x他1人 | 作成日時:2017年7月5日 21時

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