検索窓
今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:2,885 hit

34話 ページ4

渚side

期末テスト1週間前。この期末で勝てばリゾートに行ける。そして、満点の人には殺せんせーの触手を1本破壊する権利が与えられる。

「頑張ろうね、皆。」

「「「うん!」」」

「………うん。」

「倉橋さん、元気出して。瑠璃君は帰ってくるよ。」

「今は、何かの事情でこれないだけかもしれないしさ。」

「ありがとう。渚君。」

「イエイエ。」

倉橋side

「瑠璃君………。」

電話、かけてみようかな………。

プルルルル

《もしもし。》

「!?瑠璃君!?」

《倉橋………。どうした?》

「何で、学校来ないの?トラウマって何?」

《ハハッ。どうだって良いだろ?》

「瑠璃君、優しかったあの瑠璃君はどこ行ったの?」

《さぁ。あんときは、自分を見失ってただけで、今の俺が本当の俺。今の方が心地が良い。》

「嘘だよ!今の瑠璃君、息苦しそう。」

《うるさい!お前に何がわかる!俺の!何が!》

「ヒッ。ごめん……。勝手なこと言っちゃって………。ヒック本当にごめんなさいヒック。」

《え……あ……。》

《とにかく、これ以上俺に関わらないでくれ……。》

「わかった。ヒックヒックじゃあね。」


ほら、やっぱりあの優しい瑠璃君が本当の瑠璃君なんだね………。

35話→←33話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 5.5/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:清瀧の悪魔 x他1人 | 作成日時:2017年7月5日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。