10話 ページ11
確か、今日集会だったけ?まぁ、いいやサボろう。
『____、会いたい。』
「瑠璃君、集会行かないの?」
『いや、行かない。』
「わかった。」
『……で、何してるの?朝霧マナト。』
「バレた?」
『バレるだろ。』
「んもう。そういえば、怪我大丈夫?」
『まぁな。それよりお前、早く任務終わらせろよ。』
「わかりましたー。」
『はぁー。もうどうだっていいや。仲間なんてもん。』
『あ!もう集会終わる頃だな。早く戻ろう。』
「瑠璃君、、、?」
『皐月!何で!?』
「僕、A組だから。何で、君がここにいるんだ?」
『それは、、任務だから。』
「ふーん。そうなんだ。」
『皐月、あの時の事、ちゃんと謝りたい。だから、放課後カフェでもいかないか?』
「無理。君なんて知らない。僕が知っているのは、ヤンチャだけど凄い優しい瑠璃君だけだ。」
『皐月!』
「うるさい!君のせいであの後、マフィアが俺たちのところに来て、大変だったんだ!僕と妹は捨てられて、今は二人で暮らしている!国の援助は受けていても、ギリギリなんだ!こんな目に遭ったのは瑠璃君が悪い!」
『……………。』
「もう僕に構わないでくれ。」
皐月は去っていった。
『……ヒックあのときみたいには戻れないんだな、皐月、、。』
「………………」
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作者名:清瀧の悪魔 x他1人 | 作成日時:2017年5月31日 17時