【ジョジョ】イタリアンギャングは日本のDKと巻き込まれる その2

16話:夢 ページ18

Aside

身体に重力が働く感覚がして息を呑んだ

また、またこの夢だ

いつもの私なら元気にはっちゃけているだろうが今だけは元気どころかとても体を動かす気もなかった

A「埃っぽいな…」

いつも一定の期間でとてもリアルな夢を見る

リアルな夢と言っても予知夢だとかいった類の夢ではなく、実際にそこに居るような夢、である

毎回、知らない館の中に居る。しかもスタンドのマリーナは使えないとかいういらないオマケ付きである

なにかしらの条件を達せば夢から覚められると私は踏んでいる

うーん…

A「今日は何をすればいいんだろう…早く目覚めて高校に行かなきゃ遅刻しちゃうしなぁ……っ！？」

私は目を見開いた

部屋中に白い粉、所謂危ないお薬というやつだ。それの絵だったりひどい話、実物があちこちに散乱している

埃っぽいと思っていたのは粉末状のものだったのか！？まずいまずい、大分吸っちゃった気がする…！

A「やばいっ…とりあえず部屋から出ないと…」

重たい体に鞭を打ち、立ち上がったはいいもののどうせドアの鍵は閉まっているだろう

うーん…どうしたものか……

A「ここはやっぱり強行突破っしょ！ぼろい館のドアなんて簡単に破れちゃう…と思うし！たぶん！！」

渾身の力を足に込めて扉を蹴破る

扉の外もお薬だらけだったらどうしようかと考えていたがそんな事はなく、いかにもな廃館だった

A「ふぅ…とりあえずは助かった、かな」

さて、何をすれば目が覚められるのか

こういう時、ブチャラティなら、ジョルノなら…みんなだったら…

考えろ…さっきの部屋はなんだったのか、なぜ薬だったのか、なんの薬だったのか……

A「……探索してみるか」


ヒントを得るべく、長い廊下を歩き始めた


〜〜〜〜〜〜〜
桜鯛です〜！！！
みなさん長い間待たせてしまってすみません！！
この話を投げた後も今日中(または日を跨いで深夜)にも話をまた更新したいと思います！

ちょっとブランクとかもあったので下書きとかをメモアプリでねりねりしてたらこんなにも日が空いてしまった…申し訳ないです……！！

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