・ ページ18
sk side
そうそう、これ
これを見せたかったんだよね、俺
小さい頃に初めてここに来た時にこの尋常じゃなく綺麗な夜空に感動して
それからこっちに来た時は夜何時間でもこの星空を眺めていられた
ぼーーっとこの夜空を眺めてる時
嫌な事を忘れられたんだよね
俺きちんと友達って呼べる存在がなかなか出来なくて、それこそ中学で仲良くなった阿部ちゃんが初めて
ずっと思ってたんだ
友達、って特別に思える人達ができたら一緒にこの空を共有したいなって
...それがやっと実現できた
sk「ふふ、どーよっ」
fk「やぁべぇって佐久間、これは」
dt「...幻想的だね、本当に」
kj「やば、写真撮りたいけど写真じゃこれ伝わらへんやつや、」
iw「すげぇな、、東京じゃ見れねぇよこの星」
ab「肉眼でこんなに綺麗に見えたの俺も初めてだよ、」
wt「や、俺景色で感動するとか初めてな気がするわ」
ru「星ってこんなに沢山あったんだ、、ね、めめ?」
mg「......ん、普段見えてないだけなんだよな、」
皆首凝っちゃうよ、ってくらい空を凝視して目逸らさねぇの笑
まぁ俺もそうなんだけどさ
kj「っあー、ほんまカメラ取り行きたいけどなんか一瞬でも目逸らすの勿体ないな、笑」
mg「...俺この空持って帰りたい」
ab「ふふ、なんか分かる笑」
dt「だけど普段見てるのと同じ空なんだもんね、不思議だよ」
同じ空、だけど全く別物に見える今日の星空
そう、違うけど同じなんだ
sk「周りの人工的な光とか、色んなもんとっぱらってさ自然に近い形になったらこんなに綺麗なんだよ」
709人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:いーみ | 作成日時:2022年8月28日 23時