きゅうわめ ページ10
｢やっぱりお腹すいてたんですね。丁度買い出ししてきたとこなんで俺の部屋で一緒に食べましょ！！｣
ショッピさんに手を取られ、彼の部屋に案内される。
｢ってことで、先輩達さよーなら！！｣
彼はさっきの2人にニヤリと笑いながらそう告げた。
まってや、とか、まだ案内終わってないとか声が聞こえた気がしたが、彼は気にせずに部屋の扉を閉めた。
｢いきなりすみませんね？でも、先輩達に取られたくないんで。｣
｢あっいえ、大丈夫です。｣
後半の意味はきっと彼らには作りたくないという意味であろう。仲がいいな、なんて思いながら靴を並べ部屋に入る。
｢アレルギーとかはありませんか？苦手なものとかも…｣
彼は僕のことを心配してそう尋ねてきた。
しかしこう見えて健康体であるため、アレルギー、ましては苦手なものなど無いため｢な、ないです！｣少し声を張って答えた。
｢そうですか。じゃあ、すぐ出来るんで待っててくださいね。｣
エプロンを身に纏うとキッチンに向かいトントンと律儀な音を出しながら野菜を切り始めた。
そんな彼をお嫁さんが居たらこんな感覚なんだろうななんて思いながら眺めていた。
幼い頃は両親が共働きで何時もコンビニやスーパーで買った惣菜なんかを食べていた。
その後自炊を覚えてからは自らで作るようになったものの、誰かの手料理なんて久しぶりで、彼を見ているだけで笑みが零れてしまう。
｢出来ましたよ。｣
そんなことを考えているうちに彼の料理が出来上がったらしく、テーブルに運ばれてくる。
その料理はオムライスだった。
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グレン - 応援してます！！ (2019年2月28日 10時) (
レス) id: bf025889b7 (このIDを非表示/違反報告)
ひつぎ(プロフ) - グレンさん» ありがとうございます！！頑張らせていただきます！ (2019年2月27日 20時) (レス) id: 551a84d554 (このIDを非表示/違反報告)
グレン - すっっごい面白かったです！続きすごく気になります！無理しないで頑張って下さいね！ (2019年2月22日 18時) (レス) id: bf025889b7 (このIDを非表示/違反報告)
ひつぎ(プロフ) - 咲夜さん» ありがとうございます！！更新ペースが亀並みですがよろしくお願いします！ (2019年2月11日 15時) (レス) id: 551a84d554 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます！これからもさいばらさんのことを応援させてもらいますので、頑張ってください！ (2019年2月11日 15時) (レス) id: cfe5511e1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さいばら x他1人 | 作成日時：2018年12月8日 4時
