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｢はじめまして、Aと言います！
これからよろしくお願いします！｣
ぺこりと頭を下げて、簡単で子供にもわかるような自己紹介をした。
顔を上げると、そこには確かに12人いた。
小さい赤ちゃんもいる。
そりゃそうだ、一歳もいるって言ってたもん。
数え年一歳ってことは満０歳ってことだよ。
すごい。
ポカーンとしていると、1人、こちらに向かって走ってきてくれる子がいた。
とててて
ｽﾝﾁｮﾙ｢こんにちは！！｣
｢こんにちは。｣
しゃがんで目線の高さを合わせると、この子は凄く目が大きくて、睫毛が長いことが分かる。
ｽﾝﾁｮﾙ｢ぼく、この、なかで、いちばん、おおきいの！ぼくね、すんちょるっていうの！とうかちゅりだ！はじえまして！
しぇんしぇーは、なんてよべば、いい？｣
｢あ、そうか。うーん、スンチョルくんの好きな呼び方でいいよ。｣
ｽﾝﾁｮﾙ｢すきな、よびかた？
Aしぇんしぇーは？いい？｣
｢うん、いいよ！｣
ｽﾝﾁｮﾙ｢やったー！！ぼくが、しぇんしぇー、よぶの、いちばんのりぃー！｣
そうやってはしゃいでるスンチョルくんを羨ましがったのか、私の周りにはどんどん子供たちが集まってきた。３人を除いて。
嫌われてる？やだー。(棒)
ふっふっふ。
だがな、私は子供懐かせるプロだ。
絶対、懐かせる!!!
｢わぁ、みんなありがと！｣
ハイハイでこっちに来てくれたのは、スングァン君とハンソルくん。
ｽﾝｸﾞｱﾝ｢だー、｣
まだ喋れないらしいけど、私に抱っこを要請してきた。
｢ん？スングァンくん、抱っこかな？｣
よいしょー！と言ってスングァンくんを抱き上げる。
ｽﾝﾁｮﾙ｢わぁ、しぇんしぇーすごぉい！
ぼくが、だっこしゅるとね、すんがんいやいやしてね、あわれるの！｣
ｳｫﾇ｢ひょん、それはね、あばれるっていうんだよ。｣
この中で一番お話と滑舌が上手な子。
4歳のウォヌ君。
ｽﾝﾁｮﾙ｢そうなの？あわれる、あばれる！｣
ｳｫﾇ｢そうそう。
せんせ、はじめまして。うぉぬです。
よろしくおねがいします。｣
ウォヌ君はそれだけスンチョル君に言って1番小さい子のところに行ってしまった。
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作者名：wzcl | 作成日時：2021年9月7日 7時
