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｢なんでもありだな、この世界は……｣
とりあえずジスさんの治し方を相談しようか、どうしようかな。
悩みに悩んだのだけれど、思い切ってメールを送信した。
『広告主様
お久しぶりです。
私はこの広告の写真の女の子だったAと申します。
あの時はお世話になりました。
さて、突然ですが私の友人が幼児化してしまったのですが、大人に戻して貰えることは可能でしょうか？
お願い致します。』
カチッ
｢送信っと……｣
ぴろん♪
｢もう来た？！｣
『お久しぶりです、お元気ですか？
メールありがとうございます。
幼児化してしまった件ですが、今度薬を郵送致しますのでそれを飲ませてください。
飲んでも変わらなかった場合、もうそのまま一生を過ごすことになります。
よろしいでしょうか？』
カチッ
かたかたかたかたかたかた
『よろしくお願いします 。』
カチッ
ぴろん♪
『では2日後あたりに届きます。
ご利用ありがとうございます。
只今無料期間ですのでお代は要りません。』
｢ふぉうっ｣
なんか……ひと段落着いたって感じだ。
おやつ作らなきゃ……
今日は何にしようかな。
食料倉庫から適当に取って作ろ。
まずクッキーを砕いて溶かしバターを入れて、
よく揉みこんで型に敷き詰めて冷やすー。
チョコを刻んで湯煎にかけて溶かすー。
クッキー生地のやつに入れて冷蔵庫で冷やすー。
かんせ〜。
ゆるっとやればいいのよ。
ちっさい子たちにはお餅を叩いて平たくして、
水を吸わせて軽く焼いた赤ちゃんせんべいを。
｢洗濯物取り込まなきゃ……｣
洗濯物を取り込んで畳み、タンスにしまう。
｢次……洗い物……｣
洗い物を終える頃にはだいぶ生チョコタルトも固まった状態になっていた。
｢おやつだよ〜起きて〜｣
ﾐﾝｷﾞｭ｢おやちゅ！！
ひょんひょん！おきて、おやちゅだよ！｣
ｼﾞﾌﾝ｢ん…せんせー今日のおやつは……？｣
｢生チョコタルトだよー。
スングァンくんたちには赤ちゃんせんべい！｣
ｼﾞﾌﾝ｢おいしそぉ……｣
まだ半分眠ってるジフンくんをミンギュくんが叩き起こしてやっている。
ミンギュさん、あの、他の子もよろしくお願いします……
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作者名：wzcl | 作成日時：2021年9月7日 7時
