夜兎である私の転生先はコナンの世界！？[名探偵コナン][銀魂] (ページ19)

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17話ページ19

｢………なんでここなの？｣

｢？銀時が話すなら絶好の場所だと言っていたが…｣

｢絶対あいつここのパフェ気に入ったよ…。多分今の奴に甘い物の話や、喫茶店の話を持ちかけるとここの話しかしないよ……。｣

そう。銀時と出会ったこの喫茶店。
その名も“ポアロ”人気だねぇ。

｢Aちゃん、今日はデートかな？｣ﾆｺｯ

超絶可愛い笑顔で話しかけてくれた梓さん。
女神かな？

｢いえ。旧友です。｣

そっかぁ…と残念そうに言った梓さんも可愛い。ごめんなさいそういう人はいないんです。

｢あ、そういえば安室さんは今日いないんですね！｣

あ、ついつい笑顔で言ってしまった…。
一応この間の胡散臭いぜ問題も解決したけどまだ苦手意識が私の中にあるのかな？

｢ううん。今は買出し中だよ！｣
｢へー。｣ﾆﾔｯ

つまり雑用だね！！←

｢A。悪い顔してんぞ。｣
｢うるせぇ厨二病。お前の方がよっぽど悪い顔してるから。｣

アルパカの様にﾍﾟｯと唾を吐いてやりたかったが、梓さんの前なのでやめておきました。

｢あ、ところで注文はどうしますか？｣

｢んー私は紅茶とレモンパイで！｣
｢ホットコーヒー。｣

｢はい。かしこまりました。少々お待ち下さい。｣

そう言って忙しそうに準備し始めた梓さん。1人だと大変かな。でも今はそこまで人来てないみたい。珍しいな。学校帰りの時間なのに。あ、安室さんがいないからか。

｢で？今日はなんでわざわざうちの学校まできたの？｣
｢…………会いたかった。｣

随分と可愛い理由だなぁ。

｢じゃないと最後にお前にあんなこと言えねぇよ。｣

少し呆れたようにそっぽ向いて話す晋助。

｢まあ私が死ぬ前に晋助の口からあんな言葉が出るだなんて誰も予想だにしなかったね。ﾌﾟﾌﾟﾌﾟｰ｣

｢うるせぇ。｣
｢晋助に言われたかねーよ。｣

何故だかすごく心地いい雰囲気だった。