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46話 ページ48

「こんな夜遅くにどうしたんですか?」


今の安室さんは全体的に黒く、ベストを着ていて白の手袋を装着している。


探偵のときとは全く違う格好だ。


「いえ、ただの散歩です。本業ですか?」
「クスッあぁ。今から向かうところだ。」
「その格好で?」
「スーツに着替えるさ。」


これ私服……?
いやぁ、そんなわけないよなぁ。



いっそ思い切って直球に聞いてしまおう。





「バーボンとは貴方のことですか?」

私は真っ直ぐ安室さんを目でとらえた。

「……言ってなかったな。そうだ。僕がバーボンだ。」


公安が本業で、組織の方は副業的な感じなの?
ん?


「……潜入捜査だからある意味本業かもな。」


声出てたみたい。


「潜入……ですか。よく入れましたね。」


私だったら絶対に無理なやつだ。
即バレ案件。


「これから気を付けろ。組織が活発的な動きをし始めるみたいだ。僕は君の件に関して信用されていないからあまり情報は得られないから………。」


なるほど。
前回ので私の身近な人物であることがバレてしまったか。


「ということは神威も危ない……?」
「神威さんは存在が知られているため、見つけ次第確保する。だが組織としての第一優先はAさん。君だ。」


私か。私の存在自体薄いからさっさと捕まえられるとか思ってんのかな。
まぁそれなら神楽の存在がバレないようできる。
神威に行動範囲を考えるように言わないと。

「了解です。1人で夜うろつかないように注意します。」
「あぁ。そうしてくれ。俺も出来る範囲でサポートする。」
「ありがとうございます。」


最後、とりあえず社交辞令として礼を言った。


「礼なんて言わないでくれ。」

降谷さんの顔は決して良いと言える顔ではなかった。
それどころか、眉に皺がよって目付きもいつもより悪く顔色も悪かった。

「俺はこの国を、この国の人々を救いたい。守りたい。
………………でも、その中の一人の君を巻き込んだ。申し訳ない。俺は礼なんて言われるほどのことなんて一切していないんだ。」

降谷さんは悪くないのに…
私は責任を感じさせてしまっているのか。

「ならばこちらも。
謝ることなんてよして下さい。
今回の件は降谷さんに巻き込まれた訳じゃ無いんです。私の……存在が問題なんです。」

夜兎として生まれてしまったからには致し方ない。









「この件に関しては私の…私の一族の問題です。」






作者から

更新遅れました!すみません!!

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(プロフ) - にわなずなさん» ご指摘ありがとうございます! (2020年1月19日 22時) (レス) id: c996e12483 (このIDを非表示/違反報告)
にわなずな(プロフ) - 18ページ再開じゃなくて再会です (2020年1月19日 20時) (レス) id: d640b39bc8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 銀魂が超スーパーウルトラミラクル好き!さん» ご報告ありがとうございます!全然気付きませんでした……( ̄▽ ̄;)以後気をつけます! (2019年5月19日 10時) (レス) id: c996e12483 (このIDを非表示/違反報告)
銀魂が超スーパーウルトラミラクル好き!(プロフ) - 38ページ文字化けしてますよ! (2019年5月19日 9時) (レス) id: 05c8fb5aea (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ゆきなさん» コメントありがとうございます!これからもキャラはどんどん出していきたいなって思っているので少々お待ち下さい! (2019年4月24日 21時) (レス) id: c996e12483 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年4月2日 20時

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