37話…大釜の嵐。 ページ38
グリム「オイ、見てみろA！
バケモノがさっきのエースみたいに、大釜に押しつぶされて、ペッタンコになってるんだゾ！」
エース「さっきのオレみたいってのは余計だっつの！
ったく、今日はマジいいとこナシじゃん。」
デュース「あいつが足止めをくらってるうちに、魔法石を取りに行くぞ！」
「そうね。さっさと回収して学園に戻りましょう。」
こうして私達は、魔法石を取りに行った。
顔のない怪物「！？
マデエエエエエ！！！！」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
デュース「あったぞ！魔法石だ！」
顔のない怪物「ザワルナ”アアアアアアアアアアア！！」
エース「やっば！アイツもう重しを押しのけそうじゃん！」
グリム「オイ、デュース！もっとなんか乗せるんだゾ！」
デュース「えぇっと、重たいもの！？
い、いでよ！大釜！」
ひとつ、また大釜が降ってくる。
デュース「あとは、えーとえーっと、大釜！？」
ひとつ、ふたつ……
デュース「それから、大釜っ！」
大釜ばかりが降ってきた。
顔のない怪物「ヌグゥアア！！」
エース「お前、大釜以外に召喚レパートリーないわけ！？」
デュース「うるせえな！テンパってんだよ俺だって！」
と、ギリギリ押しつぶされているバケモノに向かって、グリムがデュースをカバーするように、炎の魔法を使ってやった。
グリム「魔法石はゲットした！ずらかるんだゾ！」
エース「了解っ！」
顔のない怪物「オ”レ”ノ……ダアアアアアアア！！！」
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作者名：雪月 葵 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/862c35d2fa3/
作成日時：2022年3月29日 22時
